なにもかもが薄くなっていく感覚
みなさんには何かすきなものがありましたか?毎日そのことを考えずにはいられないような強い執着のようなものを呼び起こすもの。もしあったのであれば、いまでもそのことが好きなままですか?
いろんなひとがすでに言っていますが、年齢を重ねていくにしたがって、何を好きでい続けるというのは本当に難しくなっていきます。みんな昔はいろんなものが好きだったはずです。それは人によっては、音楽だったり、小説だったり、服だったり。ひょっとすると好きだったあの人みたいなこともそこに含まれるのかもしれません。
絶対に永遠だとおもったぼくたちのあの強い気持ちは、おどろくほど簡単に消えていってしまいます。
そのことを僕が感じたのは帰省中に実家の近くの中華料理屋でひさしぶりに注文したラーメン・餃子・唐揚げ・チャーハンセットを見たときにドン引きしてしまったときです。
冷静になってみると明らかに量が多すぎるし、ギトギトという表現では足りないぐらい脂ぎっています。そして食べれば食べるほど対して美味しくないどころか、完全にチェーンの中華料理屋を下回るクオリティです。これを週3回食べていたという事実に愕然としましたし、明らかにこれは生涯寿命を3年は持っていっています。というか餃子か唐揚げのどっちかでいいだろ。
これが大人になるということなんでしょうか。どこも変わっていないつもりでいながら、何かはしっかり変わっているということを認識させられた年初でした。あとこれ書いていたら王将に行きたくなってきたのであとで行ってきます。