指数ベースで大天井を付けた国と底値から脱出した国。ただし、個別銘柄は指数とは異なる動きを続ける。
NYダウは7月14日ザラ場高値34592㌦を付けて、
2022年12月12日以来のザラ場高値を更新してきた。
NASDAQは2022年4月5日以来の水準にまで戻している。
あれほど弱気であった米国大手証券も
ベンチマークであるSP500指数の目標株価を次々と引き上げている。
JPモルガンは5月24日に今後数か月でSP500指数は17%下落すると予想していた、5月24日のSP500 は4115㌽であった。
バンクオブアメリカは同じ5月にそれまでの年末の予想4000㌽を4300㌽に引き上げた。
だが、そのSP500は既に4500㌽に乗せている。
これほどまでに大手証券の著名ストラテジストが大きく間違うのは何故なのだろうか?
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