お茶畑から生まれた音楽。
静岡県富士市発ミュージシャン 〝GPSY VIBS / ジプシーヴァイブス〟
本当に久しぶりに、ライブを聴きに行きました。
子供ができてからライブというものには行けていないので、ほぼ8年目くらいでやっと。きっかけは、ふらっとあるミュージシャンが、富士市にある私の職場のギャラリーを訪れてくださったことでした。ギャラリーでやっていたイベントに興味を持って下さって、少しづつお話するようになるうちに、実はその方はミュージシャンで、マリンバを演奏していること。GPSY VIBS / ジプシーヴァイブスという名前で、静岡を拠点に大活躍なさっていることを知りました。
ミュージシャンの石川裕子さんが、子どもを連れてきてもいいよと言って下さったので、2ともをライブに連れていき、小さな子供と生のJAZZ演奏を聴けたことは、私の中に、何かが灯るきっかけになったのです。
GPSY VIBS / ジプシーヴァイブス_『花の野』を聴いて♪
とくに、「花の野」という曲を聴いたとき。
ギターとサックスの音の上をマリンバがポンポンポンと駆け上がっていって、私は眠たい3歳の娘を抱っこしながら、すいすい空を泳ぐような気持ちになるような、野草の花畑の上をゆっくり低空飛行するような心地になり、自然に体が動くことを思い出しました。それまでずーっとタブレットをいじっていた息子も、変な踊りを踊り出して苦笑しながらもこれにはびっくり。
この曲は、ギタリストの佐々木優樹さんの作曲で、富士市のお茶畑を連想して作った曲なのだそうです。なんと、ラジオで星野源、細野晴臣にも紹介されたとのこと。
こんなに小さな子どもたちと、衝動で体を揺らすような、こんなひと時が過ごせるなんて。
私はライブの後、石川さんに自分の想いを打ち明けました。
ここから、キッチンでのコンサート計画はスタートしました。
どこにでもある「キッチン」で。あまりライブに行けない人にも届けたい。
みんなが自由に体を揺らすような。
誰かのものを借りてくるのではなく、遠くのものを憧れるのではなく、
富士市に住む小さな自分たちから発信する_小さなコンサートを開きたい♪
富士市にあるもので、富士市にある人達で作る胸に響く、聞く人みんなの日常を温めるような、小さなコンサート♪
石川さんは、例えば子どもの泣く声がしていてもいい。むしろ子どもの声は音楽と相性がいい。二つ返事で「トライしてみたい」と言ってくれました。
さぁこれで、
コンサートをしてくれるミュージシャンが決まりました♪
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このミュージシャンの曲を聴いていると、どこかを旅をする気持ちになる。
ここで、コンサートをしてくれるミュージシャンのプロフィールをご紹介します。
GPSY VIBS / ジプシーヴァイブス
2011年にギタリストの佐々木優樹を中心に結成、静岡県を拠点に活動を始める。
結成当初のメンバーは石川裕子(マリンバ/ヴィブラフォン)、
中司和芳(ベース)で、後にサックスの柴田鑑も加わった。
それまで佐々木が傾倒していたマヌーシュジャズなどを演奏していたが、翌年には全ての曲をオリジナル曲でライブを行う。その後中司和芳が脱退。
ポップスからクラブミュージック、エレクトロニカ、民族音楽がミックスされた
サウンドはプログレッシブで個性的である。
2013年、清水の茶工房 豊好園とのコラボレーション商品、「響十茶」を発売。
「世界緑茶コンテスト」「ふじのくに新商品セレクション」金賞受賞。
2014年、ファーストアルバム「story」を発売。
2017年、セカンドアルバム「Tower -誕生-」をジャズヴィブラフォンの第一人者の赤松敏弘プロデュースで発売。
収録曲の「花の野」は星野源、細野晴臣にそれぞれ紹介され話題となる。
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静岡県富士市発♪
キッチンからキッチンへ_本気のjazzライブを届けたい。
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