1級&2級建築士試験 「法規」を攻略
こんにちは!
モクと申します!
今回の投稿では、
建築士試験の鬼門?
と呼ばれる事もある
「法規」
について書いてみようと思います!
何卒よろしくお願いします!
いきなりですが、
建築士試験を受けられる皆様は、
「法規」と聞くと、どう思われるでしょうか。
なんか、難しそう。
勉強に時間がかかる。
法令集使わないと解けない。
覚える事が多そう。
などなど色々あると思います。
私は、勉強する前も最中も、
「法規」はめんどくさい科目
と、思っていました。
結論から申し上げます。
です。
確実に得点を挙げ、合格したいのであれば、
「法規」はチャンス科目でしょう。
☆の文章は最後にも出てくるので、
気になる方はご覧ください。
( `・∀・´)ノヨロシク
1.「法規」って難しそう、、、
「法規」の面倒といえば、
法令集の線引きですよね。
線引きにかかる時間を計測してみると、
大体、24時間ぐらいかかります。
最初から線を引いたものをくれよ。
と何度も思いました。 (ルール上無理ですが)
恐らく線引きが終わるのは、
年明けの今ぐらいではないでしょうか。
線を引き終えた今、法規の科目に対して、
めんどくさいな。やりたくない。
と感じていませんか?
私は2級の時に、やりたくなさすぎて、
法規は最後に勉強しました。
初めての方は特にそう思われるかもしれません。
という事で、法規は後回しに、、、、、、
いーや!! ちょっと待ってください!!
「法規」はサービス問題なんです!
得意科目にしないなんてもったいない!
誰でも法規だけは満点ねらえます!
言い過ぎですかね?笑
乱暴な言い方になってしまいました。
2.「法規」は暗記ではなく「宝探し」
これだけは言えます。
宝探しです!楽しそう!笑
暗記は最低限必要ですが、他の科目に比べて、
格段に暗記から解放されます。
学科は暗記ゲームと私はよく言いますが、
法規に関しては、宝探しなので、
一つだけ競技が違います。
ここでいう宝とは、
「問題文を◯か×を判定できる文や言葉」
のことです。
その文や言葉は、法令集の中にあります。
例えば、
(工業専用地域に学校は建てられるか)
という問題文が◯か×は、
法令集を見ればわかります。
そんなの当たり前ですが、
その当たり前が皆様を合格に近づけてくれます。
計画、環境、構造、施工、
法規以外の科目は、当然テキストの持ち込みは
できません。
なので法規以外は、
どれだけ暗記を頑張っても
「法規」の様に、
問題に対して絶対正解とは言えないのです。
だいたい試験元は、最後2択で悩ましてきますが、
どちらも正解っぽいとしか、
本番では言えないですよね。
3.答えが見れる試験「法規」
試験本番で、
あれどっちだっけ?
20だっけな、40だっけな?
の様に細かい所がうろ覚えな事は、
試験では良くありますよね。
(テキストさえあれば、、、)
なんて、本番で言っても無理なわけですが、、
しかし!
試験中に法規は答えが見れます!
しかも合法で。
合法カンニングだ!
答えがあるんですよ。手元に。
細かい数字なんて見れば1発。
迷うなど一切ない。
◯、×、ハッキリ分かります。
もちろん、
答えが見つからない。
言い回しがややこしくてわからない。
と理由で、
答えに辿り着けない事もあるでしょう。
ただ、そんな問題は,
沢山出ないと思います。
あっても2、3問。
それを全部落としても、大量得点が狙えます。
ここで私が言いたいのは、
という事です。
4.一気に得点が伸びる科目「法規」
法規の勉強は、
法令集作成にはじまり、
問題文の理解、
一問ごとに法令集を開くなど、
他に比べて相当時間が掛かります。
しかも、すぐには結果が出ません。
法規以外は、勉強時間と成長が
比例して伸びていきますが、
「法規」は最初は上がらず、
時間が経つと一気に伸びていきます。
山登りで例えると、
法規以外は一般的な坂道。
「法規」は『最初は』ほとんど平坦な道をすすみ、
急に、山頂までのエレベーターが現れる。
ような感覚です。
あくまでも自分の体感ですが、
法規は時間をかければ、楽に得点できる科目だと
1級、2級の勉強を通じて、強く思います。
恐らく「法規」を苦手にしている人は、
「このエレベーターにまだ到達していない。」
「平坦な道が続くと思い、途中であきらめた。」
「勉強方法が自分に合わず、進んでいない。」
の方達ではないでしょうか。
あきらめたくなる気持ちは、
大変分かりますが、なんとか耐えて、
「法規」を得意科目できる日を待ちましょう。
5.どうすれば、「法規」を攻略できる?
「じゃあ、どうやって「法規」を勉強すればいいの?」
答えは簡単です。
何度も、何度も、問題を解いてください。
法令集がクタクタになるまで宝(答え)を探してください。
1回目はかなり時間を要しますし、
何度もページをまたぐ事になると思います。
除外規定など、見る事も多いでしょう。
2回目はどうでしょうか。
「この辺にあるんだろう?」
と思いながら法令集を
開いた皆さん。
「完璧です。」
良い調子です。
細かい数字や言い回しなどは、
覚えなくて大丈夫です。
だって、開けば書いてますから。
変に予測したり、暗記したりして、
ケアレスミスをしてしまったら勿体ないです。
なので、2回目に、(人によっては3回目)
インデックスを頼りに、
この辺に書かれているよな。
と予想をつけながら開いてみましょう。
これを何度か重ねると、
問題を見た時に、
「あー。これね。内装制限ね。」
「どうせ除外されるか、されないか
悩ましてくるんだろう?」
「とりあえず、この辺を確認しようか。」
と、問題の意図が読み取れるようになってきます。
そうなれば、ほとんど、
エレベーターに乗ったも同然です。
1回目の宝(答え)がどこにあるか分からない状態から、
この段階では、どの辺にあるか分かっています。
後は、「見つけるだけ」です。
だいたいの見当はついていますから、
苦労はそこまでしないと思います。
もちろん、計画科目のように、
即答で回答できませんが、
本試験では十分に時間は確保されているので、
落ち着いて確認しましょう。
6.時間と忍耐で「法規」を攻略
長々と書いてしまいましたが、
少しでも
「もうちょっと法規を勉強しようかな」
「法規が難しいという固定概念を少し払拭できた」
「もし勉強中投げだしそうになったら、
『今はまだ平坦な道の途中だ』と思おう」
と思ってもらえれば幸いです。
皆様であれば、
必ず「法規」を攻略できます!
時間と忍耐だけです!
攻めた言い方をすると、
といえるのではないでしょうか。
「法規」の勉強が、辛い人、嫌な人、苦手な人、
あともうひと踏ん張りしましょう。
心から応援しています!
7.迷ったらここの法令集で決まり
もうすでに法令集は買っていると思いますが、
私のおすすめの法令集です。
関連項目がめちゃくちゃ見つけやすい!
本来であれば、除外項目のページに飛ばないと
分からない事が、この法令集では、
飛ばなくても分かります。
うまく言えなくてすみません。(m´・ω・`)m ゴメン…
ただ!ほんとにオススメです!
どれでもいいなら、TACさんの法令集にしましょう。
今回ここまでです!
ご覧いただきありがとうございました!