羽目板について
タイトルは、「はめいた」と読みます。
初めて目にする方もいるかもしれませんが、近年はDIYする方も増え、認知度もあがってきたと思います。
以前より在宅ワークが増えたことにより、より住まいについて考えるようになってきたのではないでしょうか?
今回は羽目板貼りについて考えてみたいと思います。
通常部屋の壁や天井には壁紙(クロス)を貼るのが一般的ですが、そこに本物の無垢の木材を貼ってみると雰囲気がガラっと変わったりします。羽目板を貼ってみると自然、癒し、リゾート感といったリラックスにつながるワードがよく出てきます。
それは木材が昔から人間にとってなじみのあるものだからでしょう。
羽目板といえば以前は壁面に貼ることが多かったのですが、最近は天井に貼ることも増えております。開放感が生まれよりスタイリッシュな印象を与えます。
最近主流のLDKといったキッチンとリビングがシームレスにつながった場所では、キッチンやレンジフードのホーロー、ステンレスといった異素材と木の相性は抜群です。
下記写真が天井貼りの施工例になっております。ウェスタンレッドシダーという木材で日本ではよく米杉と呼ばれています。一枚一枚の色が異なるので貼り方次第で唯一無二の模様になりそこに個性が生まれます。
また写真は無塗装ですので、木の色も経年変化していきます。日々の生活とともに、木の表情の変化も一緒に楽しめるというのも羽目板の醍醐味の一つです。