【森林・山村多面的機能発揮対策交付金】の活動記録-2
さむい。
コンクリートジャングルで30年以上過ごした身としては、自然たっぷりの環境にポツリと建つ戸建での生活はとにかくさむいです。家の中と外の区別があってないような構造なんだと思いますが、とくかくさむいです。
早く薪ストーブが設置されないかな・・・
とはいえ、外も中もそれほど温度が変わらないのであれば、外に行こう!ということで、山に行く動機付けにはなっているようです。山仕事をしていると体も温まるのでおすすめです。
今回はまだ見ぬ薪ストーブのために、薪作りの活動を行いましたのでそちらの活動記録です。
倒木除去
放置山林を歩いていると、倒木に出会います。なんらかの理由で根が腐って倒れてしまったものや、所有者の方が切り倒してそのまま放置したものなどポツポツ見かけることになります。
小さなものから(それでも十分大きいと思いますが
わくわくするような大木まで
いつか何か活用しようと思うと、それだけでもう楽しいです。
玉切り
見つけた倒木はそのままだと重たくて運べないので搬出のために小さく切っていきます。チェーンソーを使った玉切り作業です。
半分くらい腐ってるので木屑がものすごいです。
最終的にこんな感じで運べそうなサイズ感になります。たまたま僕のフィールドは搬出するための道路まですぐ到達できるのと、そもそも搬出のための機材を持ち合わせていないため、山中で玉切りしています。終わったら人力でせっせと搬出、いい運動です。
薪割り
丸太のままだと焚火を楽しむためには使い勝手が悪いので、薪割りを行うことになります。よくある田舎暮らしのパターンでは斧を用意して、せっせと薪割りをすると思いますが、都会育ちのもやし1年目はそんなチャレンジは行いません。
これです。
プラウの薪割り機がよりお求めやすく新登場。PLOWブランド・エンジン式油圧薪割り機の中で、最速・最軽量を実現。しかも、初めての方もお求めやすい価格設定です。エンジンはヤマハMX200を搭載し低燃費化に成功。また、作業性を考慮しビームの高さを高くしました。機体は黒をベースにシリンダーにシルバーを配しスタイリッシュでシャープな仕上がりです。
なぜ、この機種を選んだのか。ヤマハのエンジンを積んでいたからです。なぜ、ヤマハのエンジンなのか。高校生で初めて原付に乗れる!となったときの愛車がヤマハのJOG-Zだったからです。懐かしいです。
せっかくの山仕事1年生ということで初心に帰ってヤマハエンジンです。ちなみに現在はバイク全く乗りません。薪割り機の良し悪しもまったくわかりません。ただ、他に比較検討したメーカーの担当者より、圧倒的に対応が良かったのがこちらのメーカーの担当の方。それだけでほぼ決めたようなところもあります。
エンジンをかけた稼働の様子はこんな感じ。
倒木なのでそもそもパワーもいらないのですが、すごくスムーズに割れます。きっと、生木でも問題なく割れるだろうなと思います。エンジンかけた瞬間が一番テンションがあがりました。あとは惰性でのんびりとレバーを前後に動かすだけ。ちょっと退屈な時間です。
割れた薪はせっせと倉庫に保管。来年のために乾燥させます。(倒木は乾燥いらないですけど、一応流れを把握するために。)
薪焼き会
薪を作ること。
1つ目の理由はお湯。我が家は薪がないとお湯が出ない仕様になる予定です。薪がほんとうに重要です。薪がないとお風呂も入れない過酷な仕様です。
2つ目は暖を取ること。我が家は冷暖房器具が設置されない仕様になる予定です。寒さを解消しようと思ったら薪ストーブに火をつけるしかありません。ちょっとそんな生活無理かもしれない、と思いながら、まずは一回トライしてみようと思っている2021年です。
3つ目は楽しい食事会を実施すること。これを僕らは薪焼き会と呼んで楽しんでおります。薪を使った火で料理をして楽しい時間を過ごすこと。どのような形がベストか日々、一緒に楽しむ仲間とともにあーでもない、こーでもないと打ち合わせをしております。
テストの時の様子がこちら。
こんなに火を当てたらナスも貝類も悲しいことになると思っていました。他に肉類もあり、上の動画と同じように薪の火でバシバシとしごかれたのですが、できた料理がこちら。
テストなので食材の種類は少ないですが、立派な料理に仕上がりました。世の中にはまだまだ知らないことがあるんですね。あんなに火を当てても問題ないなんて思いませんでした。この日、僕はおいしいものが食べれる未来が描けて幸せな気持ちになりました。
今後も、日々おいしいものを食べながら健康な身体を作り上げて山仕事に励みたいと思っています。
おまけの餅つき
壱岐の石臼。年始は都合が合わなかったので、年末に楽しい餅パーティーをしました。石臼、立派です。
それでは、みなさまも良い山林ライフをお過ごしください。