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#58 古物商許可申請の巻
おはようございます こんにちは こんばんは!
なんだか梅雨入りなの?と思うほどどんよりして寒い日が続いている道志村です。
冬物ジャンパーが片づけられない日々です。
早く少しあったかくならないかなぁなんて思っていると、あっという間にめちゃくちゃ暑くなっちゃうんだろうなぁ。
さて先週お話しした古物商許可申請の話を今日は詳しくしていきたいと思います。
古物商許可って何??
という方のために簡単にこの資格について説明すると、古物、つまりは古本や古道具などのセカンドハンド品を商売として売買する場合、管轄する都道府県公安委員会の許可が必要になるのです。
これが古物商許可になります。
ではなぜこれが必要なのかというと、要は盗品などが販売されないように身元をしっかりしておくこと。
そして、窃盗の届出があったときに警察が古物商を素早く調べることができるように古物を扱っているところを把握しておくためということだそうです(たぶん、、、わたしはそう理解している)。
もくめ書店は、新刊書籍も扱うとはいえ、メインになる商品は古本になるのでこの古物商許可が絶対必要になるのです。
そして申請してから40日ほど許可が下りるまでかかるということだったので、急がねばと思っていたんですが用意しなければならない書類が煩雑すぎてかなりの時間がかかってしまいました。
今改めて古物商許可申請について調べていたら、さすがは東京、警視庁のホームページに載っている申請に必要な書類のページがかなり分かりやすかったです。
ただし、都道府県によって必要な添付書類が変わる可能性がありますので、ご自身の自治体の方でも再度確認されることをおすすめいたします。
山梨県の場合は
・申請手数料 19000円
・許可申請書(警察当該窓口でもらうか、ホームページからプリントして記入する)
・本籍が記載されている住民票(マイナンバーの記載のないもの)
・身分証明証 ※
・略歴書
・誓約書
・プロバイダ等からの資料の写し(URLを用いる場合)
・営業所位置図
・営業所見取り図
・営業所建物の使用権源を疎明する書類(賃貸借契約書の写し等)
・使用承諾書 ※
以上がすべての必要書類でした。
ちなみにこれは個人で取る場合で、法人になるとまた別の資料が必要になりますのでご注意ください。
そして以下、注意すべきところを書き出してみますので、ご参考になればと思います。
まず最初の米印の "身分証明証" ですが、こちらは免許証などの身分を証明できるものではありません。
各自治体の役所で発行されるもので、住民票と一緒に申請することができます。
ただしここで注意が必要なんですが、住民票は基本的にどこでも取得できるのに対して身分証明証は本籍地の役所に請求しなければ取ることができません。
わたしは本籍地が別の場所だったので、結局郵送で請求するしかありませんでした。
2番目の米印、使用承諾書ですが、こちらは建物や土地が別名義だったり、借りていたりする場合に持ち主から取らなければならない許諾書です。
うちは名義が夫名義だったため、夫から許諾書を書いてもらうということが必要になりました。
その他、気をつけなければいけないところは、
・略歴書は過去5年間の略歴がわかるように無職の期間もきっちり書かなければならないこと。
・営業所位置図と見取り図は手書きでもいいので、わかるようにどこにあって建物をどのように使用するのか書いておくこと。
・建物を借りたり、買ったりした時の契約書などの写しも念のため持って行った方が良い。
・固定資産税などの支払い証明などがあればそれもあった方が良い。
というところでしょうか。
すべて説明できているか不安ですが、わたしが警察署で言われたのはこんなところです。
繰り返しますが、各自治体で多少違う可能性がありますのでぜひ一度ご自身の管轄の警察署に電話をして聞いてみることをおすすめします。
必要書類は管轄の警察署ホームページから大体プリントアウトすることができますが、おそらくホームページの情報だけではすべて揃えていくことは難しいかとおもいます。
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これだけのものを揃えて管轄の警察署の担当部署に提出します。
おそらくどういう状況でどんなことをするのかなど、いろいろ聞かれるかと思いますのでそれに答えて、書類に不備がないかチェックしてもらって直せるところはその場で直します。
そして19000円分の収入証紙を購入して、それを一緒に納めます。
担当の方もこの書類で100%通るかどうかはわからないそうで、出してみてここがダメだと言われることもあるそう。
スムーズに通ることを願いますが、スムーズに通ってもやはり40日前後かかるそうです。
それから数日してエリアの管轄の駐在さんや警察官が視察に来ます。
そこでまたどのような商売をするのかということや、家族構成など詳しく聞かれて確認されました。
わたしは「イマココ」です。
この後40日後に申請が通ったとして、古物商許可番号というのを教えてもらえるそうです。それから古物商許可証が送られてきます。
営業するにはその古物商許可証番号を掲示する必要があり、それができるようにさらにプレートなどを作る必要があるそうです。
一応営業は番号があればできるそうなのですが、掲示義務はあるようなので、電話で番号を教えてもらってからすぐにプレートを作成して、それができてからの営業となります。
なので全部終了するまで多めにみて2ヶ月くらいかかるのではないかと思います。
わたしはオープン日まで2ヶ月切ってしまっていたので、かなりギリギリ。
どうか全部スムーズにいって無事に営業許可がおりますように。
今はただ祈るばかりです。
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