#19 道志村と山中湖での休日
先日、生まれて初めてわかさぎ釣りを体験しました。
山中湖でやっているとのことだったので、道志に滞在しているときに行ってみようということになり、船を予約して家族で朝から山中湖へ。
お天気がかなり微妙だったんですが、見よこの富士を!
奇跡的に富士山だけきれいに見えて、前日に降り積もったばかりという雪の帽子を見せてくれたのでした。
本当に初体験だったんで知らないことばかりだったんですが、まず大体の船は5歳以上じゃないと乗れないみたいで、わたしたちが予約したところだけが小さいボートを貸し切るという形で幼児も乗せてくれるところのようでした。うちは次女が2歳なので、こちらにお世話になることにしました。ライフジャケットから釣り道具も一式貸し出してくれて初心者にもとても親切にいろいろ教えてくれました。こちら↓
時は10月中旬。極寒ではないものの、しっかり寒い。防寒必須です。
でもそれでも想像していたよりは暖かく、カイロやヒートテックの重ねばきなどさらなる防寒の必要は感じなくて、長袖にダウン着てればしのげるくらいの寒さでした。
足こぎボートのようなものを想像してたんだけど、意外にもモーターのついたちゃんとしたボート。そしてこれも意外なことにかなり湖の中心部分までボートを走らせました。どこで釣るかはその日の魚の居場所次第なのかも。
ちゃんと魚群探知機もついていて、下に群れが通ると反応があります。
釣り方にコツがあって、その場で係の方に教わったのですが、小さい釣竿にたくさん針がついていて、赤い虫のような餌をそれぞれにつけて落とします。糸が底につくとメーターが止まるのでそこで止めて、何度か引きます。引きがあったと思ったら糸を巻いて引き上げるという感じです。巻きすぎないように適度なところで止めることが竿を壊さないポイントだそうです。
実は肝心の釣りしている最中の写真がほぼなくて、なぜなら4人乗ってけっこういっぱいいっぱいの小さなボートが途中かなり揺れて、子どもたちがしがみついてくるので写真を撮る余裕もなかったからです。
それどころかわたしはほとんど釣りをする余裕もなかったんですが、一応機会を捉えて2度ほどたらしたら二度ともかかってました!うれしい。もっとやりたかったけど恐怖におののく子供たちがパニックになったら怖いと思って、わたしと子供だけ岸に戻りました。残念無念。
怖がりのうちの子たちはしっかりライフジャケットもつけてたけど、顔面蒼白になってたので船はちょっとハードルが高かったようです。
一応お伝えしておくと、この日は曇りではあったものの風はなく穏やかな水面。時折モーターボートが走っていくとその波がくるという感じで、決して危険なほど揺れるというわけではなかったです。うちの子たちがあまり船に慣れていなかっただけなので、小さい子連れでも大丈夫な子は大丈夫だと思います。あと貸し切りなのでこうやってダメだった場合すぐに岸に戻れるのも子連れには嬉しいですね。突然おしっこ!って言われることもありますしね。
というわけで父ちゃんだけまた行ってもらって引き続き釣ってもらいました。今晩のおかずになるので責任重大!
父ちゃんが今晩のおかずを釣っている間、わたしと子供たちは湖畔をお散歩。
白鳥がところどころにいて、すぐ近寄ってきます。
かなり人慣れしている……と思ったら業者が餌を撒きにきてるんだそう。観光客寄せなのだそうです。ううむなるほど。
すぐ近くに公園もあって散歩道も。
歩くだけですごく気持ちよかったー。
たくさん歩いて、木の実を拾ったり、芝生を駆け回ったりして、たっぷり遊んで戻りました。
こんな場所で毎日遊べたら最高だろうな。
戻ったと同時に雨が降り始め、父ちゃんが帰ってきました。
釣果15匹!
ありゃ〜、、、
気の毒に思ったのか、ボートを借りたところのおばちゃんが冷凍のわかさぎを少しわけてくれました。ありがたや。
その後はあっという間に富士山も雲で覆われてザーザー振りに。すごくいいタイミングで行けてラッキーでした。
道志村に帰ると、義母がバラパンを焼いて待っていてくれました。
実はこの日わたしたち結婚記念日だったので、お祝いとのことでした。
うれしい〜!
すっごくもちもちで美味しいパンでした。
わかさぎは唐揚げにしてくれました。
数はすくなかったけどめちゃめちゃ美味しかったです。またいつかリベンジしたい。
遊びにいくたびに新しい発見がある。新しいことができる。
そんな道志村でのとある休日でした。