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走馬灯になりそうな夜 3


こんばんは。

お久しぶりです。


こちらの続きを。

何とも感情と、文字と、向き合いたい夜なので。

昨年2023年12月に行われた、秋のグーパン祭り

ハンブレッダーズ × ハルカミライ

今回は、ハンブレッダーズについて。

1曲目、BGMになるなよ

ハルカミライがカバーしてからのこの選曲。

1番目に持ってくるあたりが強気な気がする。

THE SONG フェイバリットソング...

弄れ偏愛ムツムロ氏が紡ぐリリックが悶えるくらい大好き


これといった不満はなくて

だけどテンション上がらなくて

毎日ほんのりと鬱なら

あいらぶゆーをあげるよ

つべこべ言うな受け取れ

先行投資してやるヘッドフォンをしろ!

THE SONG / ハンブレッダーズ

ある人は映画 ある人は漫画 ある人はロマンス

それが僕にとっては音楽だっただけ

...

誰にも知られたくないのに

誰かにわかってほしいんだ

僕だけのフェイバリットソング

だけど世界中の誰もがあの歌を
歌ってしまったら

僕はきっと聴かなくなってしまうだろう

フェイバリットソング / ハンブレッダーズ

ね?

有難い。

この歌詞に何度救われただろう、何度奮い立たされただろうと。

この共感を、数百人が同じ気持ちでメンバーと対話する。


...


本当は、ライトハウス、怖かったんですよ。

前回別のアーティストでお邪魔した時も、今回も、私は一人ぼっちで。

2回目だというのに、怖い。

狭いが故の一体感と、爆音と、閉塞感。

だけど、その恐怖が一瞬で快楽に繋がった。

自分の表情が内側からでも、鏡を見なくても分かる。

ハルカミライ → ハンブレッダーズは、決して1人の怖さを認めさせない。

音楽で、表情で、パフォーマンスで1人残らず魂を繋げてくる。

...


そんなこんなで迎えたアンコール

正直、今までのライブで1番、本当に1番、悶えた。

サブスクには無い、円盤も持って無い、ただYouTubeだけでしか出会ったことがない。

だからこそ、何度も何度も再生した。

こんな泥臭く、且つ潔く歌うバンド、問答無用で最高じゃないか。


まさか生音で聴けるとは。


それに、これは先攻、ハルカミライへの反撃歌なのではないかと思う。

というのも、前回 走馬灯になりそうな夜 2 で綴ったように学さんは『握った拳の1番外に親指があるのは、家族や大切な人を守るため』と語った。

それは、ダイブがある中で彼女を守る彼氏に対しての言葉だと思った。と私の考え。

LIVEや作品、考察って楽しいよね。

それが例え間違っていても。

のスタンスで書いておりますが、

私はこのアンコールにチェリーボーイシンドロームを持ってきたのは

「今、大切にしたい人がいなくても、そんな未来が想像できなくても、落胆するな。こんな歌を聴け」

って意味があるんじゃないかなと。

私の好都合解釈。

そんなことは置いておいて、終盤にユニゾンパートがあるじゃないですか。

そこをメンバーが叫ぶように歌うんですよ、

私達も、叫ぶんですよ。

この一体感、なんですか。合法ですか?

と興奮冷めやらぬまま、髪の毛はぐちゃぐちゃだし、スマホは行方不明になるし、終わったあとの空虚感。

ただただ、心は快楽だけを残したがらんどう。

そんな、走馬灯になると確信した夜でした。

またライトハウスに来てください。

と、欲まみれの願いと共に、記憶を思い返しています。

...


ここら辺でシリーズ [完]

最後まで、読んでいただいた方、拙い文章で読みにくかったと思いますが大変嬉しいです。

ありがとうございます。

では、皆様。

ご自愛ください。


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