ぐるっとパス2023を1月31日に購入しようか、どうしようかな
『ぐるっとパス』とは
「東京を中心とする101の美術館・博物館等の入場券や割引券がセットになったお得なQRコードチケットです。」
販売価格は2500円。
有効期間:最初の利用日から二ヶ月間。
美術館・博物館だけでなく、動物園や庭園も対象施設があります。
QRコードチケットと紙のカードの二種類があります。
(私は紙カードを当日入り口で購入することが多いです)
注意点としては、
・パスで入場できる施設と、割引のみ(100円〜200円が多い)の施設がある
(企画展は割引で、常設展は入場できるパターンも多い)
・同じ施設は期間中1回しか使えない
4月始まりなので、2023年度版は1月31日で販売終了。(最終有効期間は3月31日)
…で、これを購入するか悩んでいます。
「とりあえず買っとけばいいじゃん」と思わないでもないですが、
ワタクシ、"原則、美術展は週1回"という縛りをしておりまして、ぐるっとパス対象外の美術展にも行きたいのが沢山あるので、いつどれに行くか悩みどころなのです。(ここが楽しいところでもあります)
行きたい美術展全て開催直後に観たいところですが、予算と時間と体力を鑑み、週1くらいが適正かなあと思った次第。
本題です。
2〜3月に、ぐるっとパスで入場対象のものを公式サイトよりリストアップしました。
終了が早い順に並べます。
カッコ内は通常の場合の入場料。高けりゃいいわけではないですが、買うなら元を取りたいですよね。
12.02-02.04 渋谷区立松濤美術館「「前衛」写真の精神: なんでもないものの変容」(800円)
10.24-02.11 松岡美術館「アメイジング・チャイナ 深淵なる中国美術の世界」(1200円)
11.18-02.12 印刷博物館「明治のメディア王 小川一眞と写真製版」(500円)
11.30-02.12 小平市平櫛田中彫刻美術館「白の彫刻~石膏原型~」(300円)
12.13-02.12 五島美術館「館蔵 茶道具取合せ展」(1100円)
01.04-02.12 東京富士美術館「シルクロードと日本」(800円)
12.09-02.14 文化学園服飾博物館「魔除け -見えない敵を服でブロック!-」(500円)
11.25-02.25 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション「浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント」(600円)
12.02-02.25 郷さくら美術館「村居正之の世界 ー歴史を刻む 悠久の青ー」(800円)
12.16-02.25 三鷹市美術ギャラリー「HAIBARA Art & Design 和紙がおりなす日本の美」(600円)
01.06-02.25 紙の博物館「ミニ展示「伝承切紙の正月飾り」」(400円)
01.20-02.25 泉屋博古館東京「うるしとともに― くらしのなかの漆芸美」(1000円)
01.20-02.25 調布市武者小路実篤記念館「書が映す武者小路実篤」(200円)
01.20-03.03 武蔵野市立吉祥寺美術館「出久根育展 チェコからの風 静寂のあと、光のあさ」(300円)
02.03-03.03 小石川後楽園「梅香る庭園へ」(300円)
02.10-03.03 向島百花園「梅まつり」(150円)
12.16-03.06 朝倉彫塑館「生誕180年記念 呉昌碩の世界-その魅力と受容-」(500円)
02.03-03.06 神奈川県立歴史博物館「令和5年度 かながわの遺跡展「華ひらく律令の世界」」(300円)
01.04-03.07 書道博物館「生誕180年記念 呉昌碩の世界-その魅力と受容-」(500円)
09.16-03.10 三鷹市山本有三記念館「有三の描いた武士(もののふ)たち―深化する作家の人生観―」(300円)
12.02-03.10 東京都現代美術館「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス」(500円)
12.05-03.10 地下鉄博物館「丸ノ内線開通70周年展 ~建設編~」(220円)
12.16-03.10 NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]「坂本龍一トリビュート展」(800円)
01.11-03.10 パナソニック汐留美術館「フランク・ロイド・ライト――世界を結ぶ建築」(1200円)
01.20-03.10 そごう美術館「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」(1600円)
10.17-03.24 横浜みなと博物館内(柳原良平アートミュージアム)「街の中のRyo.デザイン」(500円)
12.09-03.24 長谷川町子美術館「収蔵コレクション展「春よ来い」」(900円)
12.12-03.24 国立映画アーカイブ展示室(7階)「和田誠 映画の仕事」(250円)
01.17-03.24 東京オペラシティ アートギャラリー「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」(1400円)
01.23-03.24 大倉集古館「大倉集古館の春 ~新春を寿ぎ、春を待つ~」(1000円)
02.03-03.24 八王子市夢美術館「ムットーニワールド からくりシアターⅤ」(700円)
02.17-03.24 目黒区美術館「広がるコラージュ/同時開催 IIDA 101 飯田善國」(700円)
02.24-03.24 東京富士美術館「源氏物語 THE TALE OF GENJI ─「源氏文化」の拡がり 絵画、工芸から現代アートまで─」(1500円)
01.13-03.31 たましん美術館「邨田丹陵ー時代を描いたやまと絵師」(500円)
01.16-03.31 石洞美術館「古染付PartⅢ」(500円)
02.20-03.31 五島美術館「館蔵 中国の陶芸展」(1100円)
??.??-03.31 千葉市美術館「千葉市美術館コレクション選」(300円)
12.21-04.02 多摩動物公園「干支の企画展「ようこそ土竜世界(モグランド)へ」」(600円)
11.14-04.07 井の頭自然文化園「水生物館特設展示「おしえて!コウノトリ」」(400円)
12.02-04.07 世田谷美術館「美術家たちの沿線物語 京王線・井の頭線篇」(200円)
01.19-04.07 文京区立森鷗外記念館「近所のアトリエ―動坂の画家・長原孝太郎と鴎外」(300円)
01.13-04.14 永青文庫「早春展「中国陶磁の色彩―2000年のいろどり―」」(1000円)
12.23-04.21 新宿区立漱石山房記念館「夏目漱石と漱石山房 其の一」(300円)
01.25-04.21 江東区芭蕉記念館「元禄の深川と俳諧―芭蕉の時代、三都の俳諧師―」(200円)
01.27-05.12 東洋文庫ミュージアム「キリスト教交流史-宣教師のみた日本、アジア-」(900円)
02.17-05.12 東京都庭園美術館「開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z」(1400円)
02.17-05.12 埼玉県立近代美術館「アブソリュート・チェアーズ」(1300円)
02.16-05.19 小平市平櫛田中彫刻美術館「春爛漫~平櫛田中コレクションより~」(300円)
01.23-05.25 アクセサリーミュージアム「館長!これどうするんですか!? 所蔵品から私立美術館のこれからを考える」(1000円)
02.27-06.02 松岡美術館「日本の山海」(1200円)
12.07-07.?? 古代オリエント博物館「タイムスリップ!古代オリエントの世界」(700円)
01.23-??.?? 多摩六都科学館「大型映像「ORIGIN~太陽系のはじまりを求めて~」」(1040円)
01.23-??.?? 多摩六都科学館「全編生解説プラネタリウム「大航海時代の天球儀」」(1040円)
03.02-??.?? 葛西臨海水族園「パネル展示「暗闇で出会う生き物たち Encounters in the dark」」(700円)
…どうしようかな〜
追記:
03.16-05.12 泉屋博古館東京「企画展 ライトアップ木島櫻谷
― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」」(1000円)
も、多分入場対象。
自己レス(2025.1.27.mon)
いつもお世話になっている「ぐるっとパス」。
この時は結局購入し、購入したからには元を取るべく予定を立て周った。
実際に行った展覧会を下記に記載。
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12.02-02.04 渋谷区立松濤美術館「「前衛」写真の精神: なんでもないものの変容」(800円)
12.16-03.06 朝倉彫塑館「生誕180年記念 呉昌碩の世界-その魅力と受容-」(500円)
01.04-03.07 書道博物館「生誕180年記念 呉昌碩の世界-その魅力と受容-」(500円)
12.02-03.10 東京都現代美術館「MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス」(500円)
03.16-05.12 泉屋博古館東京「企画展 ライトアップ木島櫻谷― 四季連作大屏風と沁みる「生写し」」(1000円)
合計 3,300円
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本当はもっとガッツリお得に周ることもできる大変お得なパス。
私は、基本、展覧会に行くのは週1としているし、ぐるっとパス対象外で行きたい展覧会もあるので、トントン〜ちょっとお得くらいの利用が多い。
トントンでもチケットを並んで買わずに入れるのは嬉しいし、通りかかった庭園にフラッと入れるのも魅力。
大変お世話になっている「ぐるっとパス」だが、どこがなぜやっているのか、考えたことがなかった。
公益財団法人 東京都歴史文化財団(1982年設立)「東京都の文化行政の一翼を担い、芸術文化の振興と基盤整備に取り組むことで、東京における芸術文化の一層の振興と江戸東京の歴史及び文化の継承に努め」(公式サイト ごあいさつ より)るための活動の一環だったのか。
「東京都歴史文化財団長期ビジョン2030」知らなかった。
初めてしみじみ公式サイトを見た。
トップページのイベント情報で、展覧会のチラシ画像が流れるの良いかも。「お!こんなのやるのか!」と気づくものがあった。
ToMuCo(Tokyo Museum Collection)東京立博物館・美術館所蔵品検索のページも新規収蔵品やコレクションハイライト(ランダム表示)など、「こんな作品あるのか。観に行ってみたい!」と思えて楽しい。
完全に東京都歴史文化財団の CM になってるけど…でも、このサイト面白いと思う。
ブックマークに入れて定期観測したい。
…一年前を振り返るという趣旨と外れてきた気がするが…ま、いっか。