FINAL FANTASY 35th Anniversary Distant Worlds: music from FINAL FANTASY Coral 〜かんそう〜
行ってきました、ファイナルファンタジー35周年記念オーケストラコンサート。
興奮が冷めやらぬうちに、聴きたてホヤホヤの感想を書きしたためました。
とかいいながら1ヶ月経ちました。
セトリ、ネタバレなんでもありなのでご注意。
コンサート行った人や、昔のナンバリングが好きで、うんうんそうだよなあ!と思いたい人だけ楽しめる可能性が少しあります。FF好きアラサー女、まわりにFF好きがいないので私みたいなのはこんなの書いてる人いたら友達になりたい、、、と思うけども。。
◎FF1 フィールド曲
これだよこれ感
FF1のフィールド曲は王道で良いです。いかにも光の戦士達、主人公達。これから冒険が始まる感が詰まってる。今はこれだけナンバリングがあるから、1のフィールド曲ってそんな原点な印象あるけどさ、当時もこのフィールド曲はワクワクしたんじゃないかな〜
歩かないと敵とエンカウントしないから、放置したままご飯食べたりして、流し聴きしていたのもフィールド曲。懐かしさで涙出た。
◎マトーヤの洞窟
このアレンジはびっくりした!マトーヤの洞窟ってザ・ピコピコ音って感じでちょっとすっとこどっこいの魔法使いのテーマ曲のイメージだったから、管弦でアレンジされたちょっぴりしっとり目のテンポ、ちょっと賢そうなマトーヤの洞窟だった。この曲も人気よね!なんでだろう。でも1の中じゃかなり印象的なシーンか。懐かしさで涙出た。
◎水の巫女エリア
ここまでもそうだけど選曲が良すぎる。
FF3といえば!ではあるけども、やっぱさあるじゃないですか、FF7とか10とかの人気が。
そんな中でFF3にもフォーカス当ててくれた事に私は感動しているんだよ。
まさに水の曲。水の曲、の切なげだったり、流れるようだったりの印象がつき始めたのはFF3からなんじゃないかなあとすら思う。
余談だがFF3ってフェニ尾がお店で買えないのよ。この辺で敵が強くなってきて何度も詰んだのを覚えてる。当時の私はレベル上げなど出来なかったので。懐かしさで涙出た
◎チョコボのテーマ
きたよきたよ、こりゃ外せない。
クリスタルのテーマ、メインテーマ、チョコボのテーマ、勝利のファンファーレはFF曲四天王。
フィールド移動が楽になるのもさながら、ドット絵が本当に可愛かった。歩くたびにおしりふりふり。
このドット絵のチョコボに慣れすぎていて、後半のナンバリングの立体的なチョコボになかなか馴染めなかったのも良い思い出。
FFX以降にもなると血統書が〜とか話にも出てくるけど、そんなもんいらない、森で捕まえて乗るんだよ!!!!
チョコダンとかのコロコロしたチョコボが好きだったのよ。
オケで聴くと、チョコボの軽快な足取りも感じられるけど、広大なフィールドも感じられてよかった。懐かしさで泣いた。
ぬいぐるみにもよくなるモーグリにもチョコボにもテーマ曲あるのにサボテンダーの曲って無いね。不遇。
◎反乱軍のテーマ
はあのばらのばら!!
トップレベルに好きな曲なので、ここで聴けるとは本当に。感動した。
ピアノアレンジやスローテンポのアレンジもよく聴くけど、やっぱりアップテンポが本当にカッコよかった!
金管のハリが最高だった、トランペット気持ち良さそう。胸が熱くなるってこの感覚。
なんとなくアルルの女のファランドールを連想させる。勇ましい気持ちになる。今日を生き抜くという強い意志が生まれる(休み)懐かしさで涙出た。
◎悠久の風
FF1のフィールド曲とはまた違って、こっちは勇者感より広大さ、雄大さが感じられるなあ。管弦のメロディラインが気持ちいい。会場に風吹いた。
FF3はキャラ育てるの大変だったなあ。クリスタルタワーの敵強すぎ。セーブポイント無いのも鬼畜よね。でもそれが良い。リメイクはかなりやりやすかったね。懐かしさで涙出た。
◎赤い翼 バロン王国
入り鳥肌立った。いや、チョコボ肌か。
私的にはFF4あたりからストーリーが自立してきたというか、もちろん今までもストーリーは素晴らしかったけど、キャラクター1人1人の想いが感じられるのはFF4からの印象がある。
だからか、曲も世界観に本当ピッタンコだなあと思う。あと別れも多いよね。人間のドラマある。
赤い翼はストーリーの入りでもあるし、意図も容易にFFIVのドラマを思い出させてくれる。
バロン城は単純に懐かしかった
◎ファイナルファンタジーIVメインテーマ
IVのメインテーマはまた不思議で、勇者感でもなければ広大感でもないんだよなあ、先ほども述べたがドラマ感?というか、迷いも感じるというか。
冒険というよりはドラマのような。これがsfcで表現できたの本当にすごい。流石に泣いた。
◎はるかなる故郷 想い出のオルゴール
実は初めてプレイしたFFがVなので、かなり思い入れのあるナンバリング。
選曲最高。いやもちろんビッグブリッジとかも本当にいいよ。
でもなんだこの媚びない選曲。良すぎだろ
はるかなる故郷はVの中で一番好きな曲です。ふるさと感。何がとは言い表せないけど好きな曲なんです。
想い出のオルゴールのアレンジすっごくよかった。
泣けるところのしっとり感は残しつつ、中間のメロディーは管弦が盛り上げて。
ステラが倒れる悲しいシーンとか、ドルガン結局行くんかい、だけじゃなく、家族といる時の楽しさとか、そんなのも感じられるような、あったかいアレンジだった。やっぱり泣いた。
◎新しき世界
ほんと選曲媚びない。いや、懐古厨に媚びてるのか?どっちなんだ。ありがとう
フィールド曲の中でもトップランクに好きなんだけど、この曲もまさかここで聴けるとは。
しんしんと森に支配されてる感が良いよね、、、物語も終盤に向かいます。
スレイベルめっちゃ良い味だしてたな。スレイベル使う曲の中で一番いい曲なんじゃないか?とすら思うな
本当にありがたい
◎迷いの森 魔列車 獣が原
VIも選曲最高。そもそもVIが最高なんだけど。
ディスプレイの映像も強い男3人でウロウロする、絵的に華やかでないシーンを採用したの良すぎ。
そして魔列車にメテオストライク。そこはオーラキャノンじゃないんだ、とクスッとさせていただきました。
割と原曲に近い感じでアレンジって感じではなかったけど、管弦で聞くと没入感ある。迷った。
獣が原は驚いた!まさかすぎる選曲!
低音パートカッコよかったな、獣じゃん。大きい動物がゆっくり歩いてる。これも管弦で聴けてよかったなでござる!
◎街角の子供達
崩壊前のモブリズの映像が懐かしい。ディーンカタリーナは二人の世界に入っててAボタン押しても気がつかない。
子供たちが走り、花壇に顔を寄せて綺麗だね、なんて話してる、この温かな光景が、あんなにボロボロになるなんて、、、悲しすぎる。
この平和で温かいメロディライン、後半の崩壊後と対比されてるなー、とあらためて思った。
FFVIは一番好きな作品なのもあって、選曲かなり楽しめました。
アリアとか飛空艇とかも聴きたかったけど、そんなこと言ったらもう全部聴きたかったよ。
◎バトルメドレー
一部締めのバトルメドレー。
戦闘曲無いんだなと思ってたけど、メドレーで持ってくるとは〜!最高。
胸熱ってほんとこれ。戦闘曲って本当に好き。奏者じゃなくて本当に良かった。こんなん先走るよ
でもでも特にIVのアレンジ良かった。
流れるようなメロディーライン、スローテンポにすると管弦と相性良い。戦闘曲のこんな聴き方があるんだと感動した。
最後はしっかり勝利のファンファーレ。メルトンとか天地崩壊とか割と無茶な戦いしてたけどちゃんと勝って良かった。
◎FF8 メインテーマ
コーラスの入りでゾッとした。いい意味で。
ラストのアルティミシア戦か、、?と思ったけどもちろんそんなことない。
ストーリー暗めじゃないですか。その入りとして最高の曲だよね。単純にカッコいいし、魔女感もある。世界観をギュッと詰め込んで、これさえ聞けばなんとなくFF8のストーリー掴めるくらい(そんなことない)
初めてプレイした時は難しかったけど、大人になってわかるVIIIの良さ。リノアル説信者です。
実は現行でまたプレイ中のタイトルです。3回目。
◎素敵だね
RIKKAさん派手!でも素敵だね。
ドレスちょっとユウナに寄せたのかな?素敵だね。
あらためて世界観とのマッチング感じたなー。元々RPGにロマンスは求めていなかったので、あのなっがいイチャラブシーンがつらくて実はあんまり聞いてない曲だったのだけど、生歌聴くと簡単に好きになっちゃうな。FF10は実はラスボス手前でやめたので(癖です)また絶対にやらないとなと思っています。
◎エアリスのテーマ
この曲はね実は御涙頂戴感がいけすかなく、ティファのテーマとかの方が好きだったりするんだけども、生演奏聴いてガッツリ泣いて悔しい。エアリスのテーマの方が好き。
なんだろうこの涙を誘う曲調。ピアノも良いけどバイオリンのメロディで爆泣き。
ストーリー暗いし難しいしVIIはあんまりやり込まなかったけど、初めて戦闘曲かっこいいと認識したのが更に闘う者たちなので思い入れはある。エアバスターが思い浮かぶな、あとロストナンバー。
思えば大事な白マテリア、リボンなんかで止めてたらすぐ落ちるよね。でもペンダントにしたら邪魔か。
◎いつか帰るところ
これは本当に好きで、中学生の頃は全然FF知りもしない友達とのカラオケで歌ってました。今思えば何やってたんだろ。
白鳥さんの生歌最高でした。IXの優しいところだけ集めた曲。
そして一番好きなアレクサンダーのシーンの映像。好きなものしかない。
誰かを助けるのに、理由がいるかい?、って、倒れたラスボス助けたジタンが言うのカッコよすぎだろ。そうだよねいらないよね。あなたが一番かっこいいよ。
なわとびやらカードやらにハマってストーリー進まなかったなあ。
(FFXIII以降の曲はは未プレイなので割愛しますが、どれもめっちゃカッコよかった。従来の召喚獣も認識できて、プレイしたくなっちゃったな〜!
閃光はよく聴くけど、女性の主人公らしい華麗なメロディが素敵よね。でもかっこいい。ライトニングが動き出すタイミングでメロディー始まって鳥肌たった。いつかやりたいけどこれから初めてだいじなやつ?寝る時間確保できる?
そもそも強い女の人、が好きだから好きになっちゃうんだろうなライトニングも。
今のところIXのベアトリクスが一番好きです。VIのティナも大好き。)
◎メインテーマ
こんなんね泣くじゃんね。
私光の戦士だよこんなの。クリスタルの戦士。絶対トリはメインテーマだろうなと思ってたけど、わかってたのに号泣した。
語彙力もここまでくると崩壊する。良いとしか言えない。
なんだかんだ一番好きだよね。植松さん本当にありがとう。まさか最後の物語がこんなに続き、語り継がれるとは思わなかったよね。
メインテーマになるなんて思わなかったよね。
オープニングよりエンディング的に流れることが多かったかな?
平和な世界を祝福するような、美しい旋律が美しい曲で本当に美しい。
全身の毛が逆立ったなあ。こられて本当によかったと思った。
◎ザナルカンドにて
アンコールは人気のXから。良い曲だね本当に。
実は先程も申し上げたけども、イチャラブ描写が苦手であまりプレイしなかったナンバリング。
でもこの曲は旋律的で好き。どの曲でも言ってるけど本当に世界観とピッタンコ。
人気な作品なのも納得できる。FF全くやらない友達がピアノで弾いてたりもしてたな。そこまで届いてたってすごいもんね。
ちょっとシナリオも難しくて、FFIXからすごい方向転換だなあ〜と驚いたよ!
曲もカッコいいものが多かったり、ザナルカンドみたいにしっとり綺麗な曲だったり。大人向けってイメージでした。
ネタバレですが、消えてしまうのがヒロインじゃなくてヒーローってのも衝撃だったな。珍しい展開。
◎片翼の天使
締めはやはりVIIから!
舞台が真っ赤にライティングされて禍々しい雰囲気になり圧倒された。
怖い。
塩酸シメジ〜でお馴染みのコーラス、生で聴くとめっちゃかっこいい。神聖なようで不気味で、本当イカちゃんにピッタリのテーマ曲。作中ではあんまり聴かないのにこんなに人気なのはやっぱりセフィロスのファンが多いのかな。わたしも好きだけど。
これをアンコールにしたのも頷ける。メインテーマで終わるのもエンディングっぽくてしっとり良いけど、戦いはまだまだ続くな、と思わされて爛々で会場を出られた。VIIリバースの予告のようにも感じて、物語は終わらない。と思わされた。
とまあこんな感じです。5000文字!笑
実はコンサート手前で流行病にかかり死にかけていたのですが、なんとか後遺症も軽くなり迎えた最高の日。エリクサーになりました。
買うつもりなかったグッズもしっかり並んで購入、、、やられた、、、良すぎたんだもん、、、
当日は家に帰ってからもずっとサントラを流して、相棒と語り尽くしました。
懐かしい、という感情は本当に甘美だ
そして音楽はいつでも、その時の感動をまた呼び起こしてくれるね
とにかく懐古厨に優しい選曲で良かった。今時の最新のナンバリングとかVIIばっかりなのかなあと思ってたけど完全にナメてた。選曲に愛を感じました。35周年、本当にめだたい。30周年の別れの物語展も最高に良かったけど、今年のオケコン本当に良かったです。
オーケストラは動画もあるので、お時間ある方はぜひ聞いてみてください。
わたしも生で聴いたのにまた聴いてます。
ここまで読んだ人、いるのかな?
いたら是非わたしにFF愛を語りにきてください。どなたでも。全力で応えます。
30オーバーの方は私とパーティーも組めます。
ありがとうございました。
ロマサガもコンサートやらないかな〜。