アバウトに酵素ジュースを作ってみた
この真冬に、たわわに実をつけている夏ミカン(?)の実を入手したので、ビタミンを補給して風邪を引きづらくするため、酵素ジュースを作ってみることにしました。
仕事柄受験生と接することも多いこの季節、風邪はご法度。
ただ、私の場合、料理は「アバウト」がモットーでして…(笑)
どちらかというと、「肌で感じろ!」タイプ。
…本当はそれが言えるのは、長い経験を積んだベテラン
だけなのですが。わかってます…💦
多分、細かく測るのが面倒なだけです。
でも、コーヒーの焙煎も音と香りで判断した方が意外にうまく行ったりするのです(言い訳)。
いうわけで、用意したもの。
・夏ミカン(?)14個(皮ごと使うので、無農薬がいいと思います)
・砂糖(ブラジル産オーガニックグラニュー糖)3kg
(使い比べた結果、このお砂糖はコストパフォーマンス高くてお勧めです)
・ガラス瓶2つ(下の瓶は使い勝手が良くてお勧めです)
その他、調理小物。
で、やることは…
①熱湯で瓶を消毒(ホワイトリカーで消毒してもOK)
②夏ミカン(?)をざく切り
③切った夏ミカン(?)を適当に瓶に詰める
④詰めながら、砂糖を少しずつかける
⑤最後に、残った砂糖を蓋をするようなイメージで瓶に投入
(私は7割近い量を残してます)
⑥ラップで口に蓋をする(ラップには爪楊枝で10個くらい穴をあける)
⑦これを2回やる(1回で使う砂糖は1.2~1.5kg(適当))
作ったばかりでは(一晩置きました)こんな状態です。
既にちょっとエキスは出始めてますね。
砂糖は使いすぎると溶けませんし(後で火を通せば溶けますが、酵素が死んでしまう)、少なすぎると果実が傷む危険性もあるので、加減は難しいところです。
グラニュー糖は下に沈殿すると固まってしまい、余計に溶けづらいので、下にはあまり入れない方がいいです。
放置しておけば、上から勝手に落ちていきます。
私は途中で入れる砂糖は3割程度(時折サラッとかけるだけ)、7割の砂糖できっちり上から蓋をします。
果実が上に露出しないようにすることは大事です。
傷んで台無しになるよりは良いので、砂糖は最初、多めに入れておいて、2回目からは好みで調整でいいかもしれません。
一番確実なのは、果実にグラニュー糖を軽くまぶしてから瓶に入れること…なのですが、私は面倒なのでやってません(笑)
根気のある方はそちらをお勧めします。
また、本当は白い部分はすべて取ってしまい、絞って濾した果汁と果皮の黄色い部分だけで作るともっと繊細でクリアな味になるのですが、これも面倒なので今回は却下しました(笑)
手間暇をかけたい!という方は是非お試しください。味はかなり違います。
更に手間をかけるなら、一度冷凍するとエキスが格段に出やすくなります。冷凍することで細胞壁を破壊するのです。
今回はざく切りしてしまっているので冷凍しなくても良いですが、梅など丸のまま使う場合には冷凍した方が上手くいきます。
それと…本当は氷砂糖を使いたいのですが、いくら探してもオーガニックの氷砂糖が見当たらないのでグラニュー糖になっています。
もしオーガニックの氷砂糖あるよ!という方、ぜひ教えてください。
あ、それとオーガニックにこだわらない方は氷砂糖でもOKです。
扱いやすさは氷砂糖の方が確実に上です。
あとは、様子を見ながらかき混ぜつつ、しばらく放置します。
手で混ぜると良い…と言われていますが、私のエキスが混ざっても誰も得をしないので(笑)私は木べらで混ぜています。
真面目な話をすると、最初の段階ではできるだけ雑菌の入る余地を減らしたいのと、果実を詰め込んでいるので、手で混ぜようと思ってもおそらく手が入りません…💦
温度によってもだいぶ期間が違いますが、夏は1週間ちょっと、冬場でも2週間弱あれば、エキスが出て見た目はジュースっぽくなります。
また、期間を延ばすほど、角が取れて丸みのある味になります。
問題は、欲張って置きすぎるとアルコールになってしまうこと。
私自身、出来上がったジュースを飲んだら酔ってダウンした(下戸です)ことがあります。
そういう場合は、酵素云々は置いておき、火を通せば大丈夫です。
なお、火を通さない生のままですと、瓶詰めした後もゆっくり反応が進むため、アルコールを含むようになる可能性があります。
お子様がいらっしゃるご家庭や、飲むタイミングが朝という方は念のため火を通してしまった方が良いかもしれません。
というわけで、とりあえず作ってみたので、これからは「こんな感じになりました!」と追記していきたいと思います。
冬場なので大失敗はないと思うのですが、さて、どうなることか…。