【視聴感想】結婚作詞離婚作曲Ⅲ
おすすめ度(5点満点):★★★☆☆
主なキャスト:
パン・サヒョン(30代弁護士):カン・シンヒョ
プ・ヘリョン(30代ラジオDJ):イ・ガリョン
シン・ユシン(40代精神科医):チ・ヨンサン
サ・ピヨン(40代ラジオPD):パク・チュミ
イ・シウン(50代ラジオ作家):チョン・スギョン
パク・ヘリュン(50代大学学科長):チョン・ノミン
感想
ドロドロ系ドラマ「結婚作詞離婚作曲」。シーズンⅠの感想はこちら
シーズンⅡの感想はこちら
シーズンⅢではメインキャストが交代。
ソンフン→カン・シンヒョ
イ・テゴン→チ・サンヨン
キム・ボヨン→イ・ヘスク
となりました。
ドラマを観始めるときから、「ドロドロ系は苦手だし、観るのはソンフンがでてるシーズンⅠ・Ⅱだけになるだろうなぁ」と思っていたんだけど、結局色々面白過ぎて、ソンフンなきシーズンⅢもがっつり観てしまいました。
配役変更って、変更後の役者の方たちのプレッシャーがすごくあると思うのでこのお三方は大変だったろうなぁと思います。
キャスト変更は賛否両論あるけど、個人的には、ソンフン→カン・シンヒョの変更はありだったな、と思います。
シーズンⅢの冒頭で悲しい事件が起きるんですが、配役変更しないでソンフンがそのまま演じていたらこれまでのストーリーでの苦労も知っていたので悲しすぎて耐えられなかった気がします。配役変更してちょっと冷静な目になってる状態だったから落ち着いてみられたというのも正直ありました。
ただ、イ・テゴン→チ・サンヨンの変更と、キム・ボヨン→イ・ヘスクの変更はやっぱりすごく違和感を感じてしまいました。
精神科医シン・ユシンは、やっぱりイ・テゴンの重量感と狡猾でふてぶてしいイメージで強烈にインプットされてたので、チ・サンヨンだとどうしても物足りなくて・・・。
シン・ユシンの義母・ドンミ姐さんも、キム・ボヨンの自己陶酔&いい意味でクレイジーな感じが最高だったのですが、イ・ヘスクになってからは、リアルに狂った感じになってきてて、キャストの変更とストーリー上のキャラ変とが相まってなんとなくドンミ姐さんがつながらなくなってしまった。
あと、シーズンⅢで忘れてはならないのが、ソ・バンエンジニア部長と弟ソ・ドンマ氏。
この兄弟、シーズンⅢで大躍進です。
ソ・バンエンジニア部長は、謎多き男だったけど、シーズンⅢでどんどん人間味があふれ出てきて最高でした。私がシーズンⅢまでみようと思ったのはこの人の影響が大きい。
ソ・バンを演じたムン・ソンホは、過去作が少ない俳優さんだけど、滑舌悪いけどいい声な感じがたまらない。あとああいう基本塩対応なキャラの人が特定の人にだけ人間味を出すのもたまらない。
このシリーズをみてすごく思ったので、よくも悪くも強烈なキャラばかりで、良く演じれば演じるほど役者の人たちのイメージが悪くなってしまうところも多いと思うんですよね。
でもそういうキャラをしっかりしあげて演じているからこそ、夢中になって楽しめるってのも実際あるので、あのキャラをものにして自然に仕上げている役者の方々が本当にすごいなぁと感動してしまいました。
シーズンⅠ、シーズンⅡと比較すると、ちょっと話が意味わからない感じになってたりするのと、前までのキャストがもっていた強烈な推進力がなくなっちゃってたので、このシーズンに関しては★3つ!
ちなみに、このシリーズのキャストがたくさんでてる「完璧な結婚のお手本」もめちゃくちゃ面白かったのでおススメです。