【視聴感想】じれったいロマンス
主なキャスト:
チャ・ジヌク(テボクグループ御曹司、本部長):ソンフン
イ・ユミ(社食の栄養士):ソン・ジウン
チョン・ヒョンテ(キム・ジェヨン):ユミの友人
チュ・ヘリ(チョン・ダソル):アナウンサー、ジヌクが好き
おすすめ度(5点満点):★★★★★
感想
「だから俺はアンチと結婚した」でカメオ出演していたソンフンが気に入り、「高潔な君」を観てさらにハマり、この「じれったいロマンス」で完全に沼落ちしました。
大企業の御曹司だけどだいぶチャラついていたチャ・ジヌク(ソンフン)と、真面目でお堅い女子イ・ユミ(ソン・ジウン)がちょっとしたきっかけでワンナイトラブに。
それっきりと思っていたら、3年後に同じ会社で再開して、恋が動き出す・・・というストーリー。
ワンナイトとか、くっつきそうでなかなかくっつかない(まさにじれったい・・・)とか、王道韓国ドラマラブコメとはちょっと違う部分もありつつも、だいたい1-2話くらいで1回キスがあって、7-8話あたりでもう1回ちゃんとしたキスがあって・・・というラブコメあるあるはしっかり踏襲されています。(こんだけチュッチュしてるのに付き合ってないのが意味わからないw)
根っからの悪い人もでてこないし、とにかく主人公のふたりが美しい&かわいいので、何も考えずに楽しくみることができて最高です。
このドラマの見どころは、なんといってもジヌク(ソンフン)とユミ(ソン・ジウン)の二人が並んででてる場面でしょう。
ワンナイト後、職場で再開した二人。
ジヌク(ソンフン)はなにかとユミ(ソン・ジウン)にちょっかい出して絡んでくるわけですが、そのときの距離がまぁ近い。美麗なジヌク(ソンフン)にスーツ姿で近距離で詰めてこられたらそりゃドキドキしますわ・・。
個人的にプールのシーンが大好きです。水に入るので前髪が下りてるのがよい。
このドラマ、どうやら当時、韓国国内ではそこまでヒットしたワケではないらしいですが、海外の配信で大きくヒットしたそうです。(ソンフンがバラエティでそんなようなことを言っていた)
配信がスタンダードになったことでこういうパターンが増えてるのは俳優さんとしてもありがたいことだよね。その配信が続く限り、私のような新規ファンは増える可能性があるわけで。
韓国ではテレビドラマの制作現場はすごく厳しくなってるとも聞くのでもちろんいい面ばかりではないし、露出する機会をつくることはむしろ難しくなってるのかもしれないけど、自分の作品が一瞬消費されて終わるんじゃなく、継続して愛されるようになるのは、俳優にとってはチャンスでもあるのだと思う。配信だと国を越えて視聴される可能性も広がるからファンもよりグローバルになりやすいですしね。
韓国ドラマをみるようになって改めて考えるようになったことだけど、こういうドラマが韓国・日本とかアジアだけじゃなく欧米とか南米でも受け入れられてて、国を越えて作品を好きになっている現象が本当に興味深い。
国によって人種も言語も文化もまったく違っていて、その違いから大なり小なり諍いが起きたりすることも世の中には溢れているなかで、「オレ様だけど一途なイケメン御曹司と庶民のかわいい女の子が恋をする」というストーリーや、ドキドキする接近シチュエーションが、国を越えて世界中の女性たちをキュンキュンさせている。
当たり前っちゃ当たり前なことなんだけど、恋愛のドキドキやもやもやなどいろんな感情は、国も文化も時代も越えて共通する人間の普遍的で原始的な部分。そういう人間の本質部分みたいなのを海外ドラマをみてると感じることができてそれがすごく面白い。
社会全体がロジカルかつ高度に発達してきてる時代だからこそ、国や文化を越えた先にある人間臭さをみつけたときに、「あぁ人ってやっぱりこうだよなぁ」となんかちょっとホッとする自分がいたりします。
とりあえずソンフンをちょっとでもいいなと思った人には絶対に観てほしいドラマです。
あとなんも考えずに気楽にドラマをみたいという人にもおすすめ。
最高にかっこいいソンフンを拝むことができるので、私のおススメ度は、★5つです。
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