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私はこれで良かったのだと心から思えた日

職場の上司と人事担当と一緒に病院に行ってきました。
今日は同行受診最後の日

ありがたいことに私は職場に復帰することなく退職する日を迎える予定です。

診察後会計までの間、人事担当の方が私に
『お役に立てず申し訳ありません。』と一言。
私が驚いてその人を見ると目に薄らと涙が。

そう言えば、主治医が最後に何か聞きたい事ありますかと職場の上司たちに聞いた時、

彼は、『初診の頃に比べて病状は良くなってますか?』と質問していました。
主治医の『もちろん、かなり回復した』との回答に安堵の表情をしていたのを思い出しました。

彼は私が病気になってからの3年間をずっと知っていた人でした。

きっと彼は私が仕事に復帰し、元気に社会生活を送ることが出来る日を信じ願ってくれていたのだと思います。

それが叶わず退職と言う道を選ばなければいけない。とても残念だ。と言う気持ちの現れがあの言葉になったのでしょう。

私はこの時
自分の生き方、考え方、価値観 全てが肯定されたような感覚になりました。

私が去ることを残念に想い薄らと涙を浮かべていただけたこと。
1人でも本当に私のことを本当に応援してくれていたことに胸が熱くなりました。

療養中に自己洞察を深め、沢山自分を赦しながら愛していき自分軸を確立。
自分の気持ちに素直になって物事を決断して行動してきた結果が現れた出来事でした。

昔、退職する日には同僚たちから拍手の労いと花束を受け取り職場を後にする。
みんなから祝福されて卒業

病気になっての退職は、ひっそりと誰にも知らずに職場を後にすると少し寂しさを覚えていました。

でも、彼の言葉と涙の温かさが心にじんわりと広がって私の自己肯定感が上がり

私はこれで良かったのだと
心から思えた日でした。

広く浅くより本当に理解、共感してくれる人との付き合いを大切にしたいです。

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