Italian music
皆さんこんにちは。mokoです。
今日は今までと少し違った、メディアを沢山使った記事の投稿にチャレンジしてみたいと思います!
音楽はお好きですか?
私にとって音楽は演奏すること、聴くこと、歌うこと、踊ること(?笑)含めて、生活の中になくてはならないものです。どんな曲も好きで邦楽、洋楽、ジャンルも問わずいろいろな曲を聞きます。(特に好きなジャンルはもちろんあります。詳しい話はまたいつか...。)
語学の勉強に音楽を用いることもあります。
英語を話したくなったきっかけといえば、Taylor Swift の”Our Song”が歌いたかったから。笑 歌詞カードを見ても読めず歌えなかった事がとっても悔しくて、一生懸命聞いて音真似していました。今思えばそれがリスニング力に役立っていたのかもしれません。
もちろん、イタリア語を勉強するにあたっても、音楽を使いたいと考えていました。
しかし当時、イタリアの曲と言って思い浮かぶのは...
”オペラ”だけでした。
正直、イタリア人が普段聴いてる曲だったり、ポップスみたいなものって、存在しているのか??という程です。
イタリアに行ってから、友人におすすめの曲を聴いたり、そのアーティストから関連でとんで探してみると...
それはそれは素敵な曲が沢山あるではありませんか!!
日本には洋楽といっても、”英語圏”の音楽しか輸入されていないことを痛感したのを覚えています。確かに、日本では外国語といっても基本的に英語の需要がほとんどですし、それ以外の言語の曲を輸入したところで、あまり広がらないだろうと言うのも目に見えています...。
ですが、言葉が分からなくたって、素敵な音楽に変わりはありません。英語を勉強したいと思ったきっかけの私のように、いい曲だからこれを歌えるようになりたい!と、イタリア語を勉強し始める事があったっていいのになぁ。と思っています。
そこで今回、私がイタリアの素敵な音楽(ポップス)たちを紹介するきっかけを作れたらと思い、この記事を書きました。
曲紹介① Laura Pausini
世界的に有名であるLaura Pausini(ラウラ・パウジーニ)さん。日本では知られていませんが、イタリアだけでなくかなり世界で知られている歌手です。
その歌唱力には圧倒されます!!特に有名なのは、間違いなくこの曲たち。
☞La solitudine 日本のカラオケに入るほどこの曲は特に有名!
☞Non C'è
この二曲はかなり古いですが、間違いなく彼女を代表する曲です。
ちなみに、私は普段このバージョンでなくThe Best of Laura Pausini-E ritorno da teのアルバムでこれらの曲を聴いています。こちら。↓
you tubeに乗っているバージョンとかなり違った印象です。(お気に入りはこっちVer.)
そして2018年に公開された曲の中から、さらにおすすめを。
☞Il coraggio di andare (feat. Biagio Antonacci)
この曲は、帰国のために私が生活していたペルージャから離れ、ローマの空港へと向かっている間ずっと聴いた曲です。そしてずっと涙を流していました(笑)。そんな思い入れの深い曲です。
Il coraggio di andare、直訳で ”進む勇気”、、、と言った感じでしょうか。
歌詞の中には、”ここにいたいと言うのに前に進まなくてはいけないなんて、神様どうしたらそんな事ができようか...”と言ったような歌詞があります。
帰りたくなくて大泣きしていた私にはピッタリの曲でした。
もちろんこちらも、Apple musicにありますので是非チェックしてくださいね😌 3曲目はfeat. Verですが1番最後にはLauraだけで歌ったバージョンもあります。
曲紹介② ELISA
私が1番好きなのは、間違いなく彼女です。
ELISA(エリーサ)。
...しかし正直、実は初めて彼女をみたとき、Laura Pausiniと見分けがつきませんでした!笑
彼女の特徴としては、とってもアーティスティックで魅力的なPVと透き通った中にも芯のある美しい声...。
それでは、実際に曲を聴いてELISAとLauraの違いを体験してみてください!笑
☞Vivere Tutte Le Vite
大好きな曲です。とっても明るくてポップで耳に残るメロディ。イタリアで生活しているときにラジオをつけていても、何度か耳にしていました。この曲はCarl Braveとのコラボ曲で、Carl自身もとってもいい曲を沢山歌っていて、最高のコラボ曲。(後ほど紹介しようかな)
ちなみに歌詞の中でCarlが”枝豆”、”寿司”なんて言ってます!日本のこと好きなのでしょうか、、!
☞Ogni Instante
これまた私が大好きな曲です。広がりのある、すごく開放された素敵な曲です。これをドライブだったり、電車の窓を眺めてる時なんかに聞くのが個人的に大好きで、この曲の世界に入り込んでしまいます。
これがカラオケにあったらどれほど幸せでしょう!笑 きっと私の18番になって言っただろうと言っても過言ではありません。笑
☞Tua Per Sempre
この切ないメロディーと歌声。去年2019年9月に公開されたPVです。
"amore mio, ti aspetto sempre" ”愛するあなた、私はずっと待っているわ”
と言う歌詞があります。...映画のワンシーンみたいな歌詞と映像、そしてELISAのこの繊細な声に涙流すこと間違いなしです...。
Apple musicを使っている方は、こちらからどうぞ!
LauraとELISA夢のコラボ!
今までに紹介したこの二人が、なんとライブステージでコラボしています。
☞Tra Te E il Mare
この曲はLauraの曲で、Lauraを紹介したところでおすすめしたThe Best of Laura Pausini-E ritorno da teのアルバムにも収録されている曲です。
二人がハモったり、アドリブで盛り上がるところ、歌うところ間違えてしまってクスッとするところなど、ライブならではで本当に素敵です。
そして何より、これ、ライブの歌声なのか....!?と疑いたくなるほどの二人の歌唱力。本当に鳥肌ものです。
2010年のライブのようなので、なんと10年も前の映像のようですね。
曲紹介③ Ultimo
さて、男性歌手で今若者に人気と言ったら、間違いなくこの人です。
Ultimo(ウルティモ)。
イタリア語で、最後の、と言う意味があります。
切ない恋愛ソングが多いのが印象的です。イタリア人の友達から聞いた話によると、女の子たちはそのイケメンさにもうメロメロなんだとか...笑
近くの公園のスピーカーから流されていたり、ラジオでも頻繁に耳にするほど有名な歌手です。
☞I TUOI PARTICOLARI
初めこんな囁くような声で歌われちゃったら、それはもうハートは持ってかれちゃいますよね! イタリア人の女の子たちの気持ちがよーくわかります。笑
そしてこの切ないPVのストーリー... 曲と相まって揺さぶられるものがあります。
☞IPOCONDRIA
一方でこちらは明るい曲調の曲。
"離れていたって僕にとっては距離なんて平気だよ、大丈夫"、と言う事が歌われています。Ultimo自身、遠距離恋愛をする機会があったのでしょうか?
ちなみにこの曲のタイトル、IPOCONDRIAは、日本語で”心気症”。
日本語で聞いてもパッとしませんが、辞書によると
身体表現性障害の一つ。自分の健康状態や体の調子に異常にこだわり、重大な病気にかかっているのではないか、などと心配する。診察を受けて身体的疾患はないと判断、説明されても容易に納得しない。ヒポコンデリー。
とあります。明るい曲調とは縁のなさそうな気もしますが、あえてUltimoはその曲調に乗せて辛さだったりを飛ばそうとしたのでしょうか...!
☞RONDINI AL GUINZAGLIO
物悲しいこのピアノから始まるメロディ。
”Portami con te” "僕を君と連れて行って" と言う切ない言葉が何度も繰り返されます。大切な人別れたり、辛い事があったりしたときには聴きたくなる、涙そそる曲です。
そのほかにも沢山おすすめしたい曲がありますが、UltimoはPVもかなり充実しているのでぜひYou Tubeでチェックしてみてくださいね。
曲紹介④ Carl Brave
先ほど紹介したELISAとコラボをしていた彼!そう、
Carl Braveです。
彼はラップを基調とした曲を歌っています。いわゆるラップのような"Hey-YO!"みたいな感じではなく、ラップはなぁ...と言う人にもスッと聴けてしまうような、ゆるっとあったかい曲が沢山あります。
ドライブの時に聞きたいような。夏の浜辺で聞きたいような。
☞Posso
”Posso”はイタリア語で"I can" と言う意味なのですが、リズムがいいですよね。サビでは”Posso posso posso posso”ってリズミカルに歌ってます。イタリア語を知らない人でもすぐ歌えてしまうことは間違いなしです。
そして曲の冒頭で、”え、「ありがとう」って聞こえた!”と思ったら、空耳ではなかったんです。本当に”ARIGATO”と歌詞にも書いてあります。
何よりこのPV、可愛いですよね。
☞Fotografia
これもまたFeat.作品になりますが、とってもいい曲です。
そしてまた、日本語が登場します。笑! ”盆栽”と言っていますし、しっかりアニメーションにも登場していますね。
黄色い肌のキャラクターだと、アメリカのThe Simpsonsを彷彿させますね!笑(関係あるのでしょうか?)
その他の曲もぜひチェックしてみてくださいね。
曲紹介⑤ Francesco Gabbani
彼が作る曲は、まさに"王道ポップ"で、そしてそのルックスも王道イタリア人(あくまで個人的な、勝手な印象です笑)
これは曲ではありませんが、まず、曲を聞く前にナチュラルな彼を見ていただきたい!
イタリア人顔が好き!っと言うそこのあなた、彼の動画に釘付けになること間違いなしです。笑
彼の作る曲にはとっても耳に残るノリのいい曲が沢山あります!
☞Occidentali's Karma
うーん、私たちからすると、アジアの文化がすべてごちゃ混ぜになってるよー...と言ったところが第一印象かもしれません。笑
”アレー!”とか”ナマステ〜!”と叫びながら一緒に踊るのがおすすめです!笑 ”裸のサルが踊る〜”と言う歌詞の部分では、PVで猿の着ぐるみが出てきてFeancescoと一緒に踊ったりしています。
いけてるダンディなおじさんがお茶目なことしていて、ギャップがありますね!(?)
こうして何度か聞いている間に、あなたもきっと”アレー!”って言っていること間違いありません。
☞Tra Le Granite E Le Granate
ザ・夏の曲ですね!
”Granite”とは、日本でいうかき氷のようなもので、イタリアでも街中でGraniteを食べる事が私自身も何度かありました。そんなGraniteを投げ合うシーンもPVにありますね!
言葉遊びのような題名の彼の曲は、意味がわからずとも口ずさみたくなってしまいますね。
☞Pachidermi E Pappagalli
これまたメロディが耳に残るポップな曲です。
"Pappagalli"(”Pappagallo”の複数形)は”オウム”のことです。彼の肩にずっと止まっている彼のことですね!
曲が終わった後も、ぜひ最後までPVをみてくださいね、面白いシーンがあります😌
ほかにも沢山いい曲がありますのでぜひチェックしてください!
曲紹介⑥ Benji & Fede
彼らの曲を夏に聴かないことはいない!と言っても過言ではありません。
学校のバールでも、ラジオでも、テレビでも、どこからでも聞こえてきます。10代から20代前半の若者たちに好かれているような印象です。
☞DOVE E QUANDO
この曲を去年のイタリアで聞かなかった人はいない!笑 恋の始まりを予感させるような、ポップな夏の歌です。
"Dove","Quando"はそれぞれイタリア語で”どこ”、”いつ”と言う意味です。歌詞の中では、”僕にどこ、そしていつかを教えて”と言っています。女の子を捕まえようとしているちょっとチャラめの男の子たちの歌!?(イタリアでは普通だったりするのかな...)
あまりにもこの曲が有名なので他の曲を知りませんでしたが、この機会に調べてみたら他にも二人の素敵な曲が沢山!チェックしてみてくださいね。
番外編:イタリア語じゃないけどイタリアで有名な曲
去年の夏に一つ前の章で紹介した”Dove e quando” に並ぶ、もしくはそれ以上に耳にした曲が。それがこちらです。
☞Sofia
当時まだイタリア語がちゃんと聞き取れていなかった時は、イタリアの曲なのだと思っていました。なぜならイタリア中、本当にどこでも耳にするから。笑 実際はスペイン語の曲です。
イタリア人は、夏になるとスペインの曲が聴きたくなる/多くなる そうです。私たちからしたらイタリアも十分バカンスなイメージですが、イタリア人はスペインに夏を感じるようですよ。
ポップで耳に残るメロディー。是非皆さんも聞いてみてくださいね!
最後に:Italian pop playlist
長い記事をここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!
これだけ書いても、まだまだ紹介しきれないいい曲、歌手が沢山います。今回は特にPOPな曲に絞って紹介しましたが、その他の曲などはまた別の機会を通じて紹介できればと考えています。
今回紹介した曲や歌手の曲を含めたItalia pop playlist を作成してあるので、イタリアの曲に興味を持ってくださった方、知っているけどももっといろいろな曲が知りたいと言う方、是非このプレイリストを聞いてみてくださいね。
随時更新していく可能性があるので、お気に入りの曲は念のためダウンロードしてください。
それでは今日はこの辺で。
Grazie mille! Ci vediamo alla prossima🎵