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帰宅し、(たぶん)電気を点けると、「ピッ」「ピッ」と電池切れの火災報知器が鳴り出す。なんか、ペットみたいでちょっと(だけ)可愛くなってきた。

昨晩、来月の映画上映会の件で打ち合わせを行ってきた「ラジオの人」。来月20日に私たちの映画上映会を手伝ってもらい、翌週の日曜日(27日)、彼らのイベントを私(たち)が手伝う予定でいる。

そのイベントは「サンキューなんとか」と言って、来られたお客さんから「ありがとうメッセージ」を集めるのらしい。
そのインタビューが私たちに与えられた「仕事」なのだが、ってことは、やっぱり私も誰かに「ありがとう」を言わなくちゃかなぁ…。
「妻」? 息子? 「家族」? 両親?
世の中の、ありとあらゆる人々に感謝の気持ちが無いわけでは無いのだけれど、かと言って、私は誰に改めて「ありがとう」を言えばいいんだろう…。(>_<) 昨日から、そんな悩みが。

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トップの写真は、カレンダー。母の絵。千日紅。
10月なんだけど、昨日(24日)までめくるの忘れてた。今年はこのあとずっと、10月のママにしておきます。(苦笑)

白、ピンク、赤紫の苞につつまれた小花からなる丸い頭花は可愛らしく、カサカサとした手触り。幼い頃、摘み取った花で遊んだことをなつかしく思う。花言葉は「色あせぬ愛」だと大人になって知った。

(たぶん母の書いた文章)

日曜日、実家に帰ると、難病の父はちょっと調子良さげな顔色だった。
その晩、母からおみやげに持って行ったキクラゲが美味しかったとメール。

私はこんな父母から、何も学べないままに、半世紀、生きてしまった。