10/16(金) はぐ♡ラボ×もっくん珈琲お茶会Vol.9 ~リプロダクティブ ヘルス/ライツ~
10/16(金)10:00~12:00で、はぐ♡ラボ×もっくん珈琲お茶会Vol.9、開催です。気がつくともう9回。今回はこんなテーマです。
リプロダクティブ ヘルス/ライツ・・・というのは、はぐ♡ラボの聖さんが教えてくれた言葉です。
【生殖に関する健康と権利】ということだそうですが、前回は月経について扱ったので、そこからの延長のような気持ちで決めたテーマでした。
そうしたら、昨日すごくタイムリーなニュースが飛び込んできて。
今まで、医師に処方してもらうことでしか手に入らなかった緊急避妊薬が、薬局で手に入るようになると…。
海外ではすでに、薬局で普通に手に入る国がたくさんあるようなのですが、日本では、今まで抵抗する方がたくさんいて、なかなか承認されなかった案件。このまますんなり通るといいのですが。
かつて低用量ピルの承認も、話が出てからずいぶんと時間がかかったみたい。承認されたのは、米国から遅れること40年の、1999年(ちょうどわたしが大学に入学した年)で、当時ずいぶん話題になっていたと記憶しています。
前回のお茶会で、「バイアグラは半年で承認されたんだよね~」みたいな話が出ていたのだけど、たしかに、「バイアグラ 承認 半年」などでググると、女性にとっては、なんだか地獄のような話が出てくる。
こういうものが通ったりなんなり、というのは、正しいかどうかというよりは『政治』なのだ、という現実を見る思い。
政治、つまり全体の意思決定の場に女性が少ないというのは、女性の権利に関する話の通りが悪いということなんですよね。
こういった物事を、男 VS 女 みたいな話にするのは良くないと思っている、という話は時々書いているけど(お互い手を取り合って、世界を良くするべきだと思うから)、こういう現実を見ると、やはり意思決定の場は、男女が偏りなくミックスされているべきだ、と思います。
わたし自身は、ピルは月経移動でしか手を出したことがないけれど、月経をコントロールしたり、避妊を女性が主体的にしたり、というのは、自分のQOLや権利の話なんだなあ、というのが、前回の『月経』の話をしながら得た気づきです。
恥ずかしながらね、わたしは、ピルを使うっていうのは、性に対して不純だっていうイメージがあったのですよ(昭和の三角メガネのおばちゃんかよ)。ということに気がついた。生理を自分のためにコントロールする、という発想もなかった。
でも、このあいだ話してから程なく生理が来て、「ああ、これを今まで当たり前と思ってたけど、結構きついな」と思ったの。そんなにお腹は痛くないんだけど、頭ボーッとするし、なにかっちゃ気を取られるし。機嫌は悪くなるし(笑)
あとは、場外で仲のいい男女と話したら、コンドーム使用=当たり前というわたしの観念は、わりと当たり前でもないことがわかり、色々考えました。女性が求めているのに避妊してくれない男はほんとにゴミだと思うけど、こっちから身を守る手とか、快適で安心な性生活のために、ピルはとてもいいんじゃないか。
↑なんていうことは、いくらでもネットに書いてあるけど、はじめてわたしの心に腑に落ちたんです。考える、話すって大事。
お茶会のインプット/アウトプットのおかげで、ここ半年くらいで、わたしのこれら周りに対する価値観は、びっくりするくらい、変わりました。
今回のテーマに関しては、中絶経験はないのですが、流産経験はあり(もう10年以上前)、生殖に関する心身のダメージについては、色々思うことがあります。(しっとりした話ではなく、ヘルス/ライツに関する思いです)
皆さんと意見を交換することで、また色々考えていけたら、嬉しいです。
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