9/29(木) はぐ♡ラボの生と性を語るお茶会 レビュー

Twitterに投稿した、9/29(木)はぐ♡ラボの生と性を語るお茶会Vol.30のレビューをまとめます。

今日の午前中は、はぐ♡ラボの生と性を語るお茶会Vol.30を催しました。

画像のフライヤーからさらに1人追加になり、6人分のブックトーク。盛り上がりすぎて大幅に時間をオーバー(^_^;) どの本もとても興味深かったです。

タイトル通り、生と性を考える、とても良い題材になったかと思います🥰 pic.twitter.com/JsivJx1AGb

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

『あなたと読む恋の歌』俵万智 著

彼女の選んだ短歌に込められた、行間の巨大な感情に圧倒されました。

個人的な興味で、その後に俵万智さんのホロスコープを覗いたらば、蠍座に金星、海王星。山羊座の水星が金星とセクスタイル。巨大な感情を伝統的な形の言葉に乗せる、、、なるほどなるほど。 pic.twitter.com/IuXasdJS9S

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

『せかいのひとびと』ピーター・スピアー 著 松川真弓 訳

1982年初版、いわゆる多様性をテーマにした定番絵本。

不自然なポリコレがなく、すごく素直に読める、図鑑のような清々しさのある絵本。子供たちへ、ぜひ読んであげたいな、と思いました。 pic.twitter.com/xPIxjsphzf

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

『メタバース進化論』 バーチャル美少女ねむ 著

世界最古の個人系VTuberという方が書いた、メタバース世界の今後の展望。人間の生のあり方が、テクノロジーによって、今後どんなふうに変わっていくのか。とても興味深い話でした。

恋愛や性行動にも言及があり、そこを主に取り上げて頂きました。 pic.twitter.com/qx9a9J10jn

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

『植物はなぜ動かないのか』 稲垣栄洋 著

テクノパーク桜の整骨院のとも先生の選書。地球レベルで見たエネルギー循環や流れの話と、そこから見た人間の生のあり方について、問題提起をしてくれました。

生を語っている中で、その対になる「死」というものについて、話が広がり、白熱。 pic.twitter.com/HW35LYuCut

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

『BASARA』 田村由美 作

近未来世界設定、長編戦国ファンタジー。運命の子供の身代わりとして身を立てる少女の奮闘、葛藤、恋。宿命の敵と、そうとは知らず恋に落ちる主人公。

恋人の正体がわかったときの、主人公のショックと心身の異変が「生理」のトラブルとして描かれていたのが、印象的でした。 pic.twitter.com/pwwGhThg40

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

『他者の靴を履く』ブレイディみかこ 著

同調ではなく、他人を「理解する」という共感の仕方。おそらくこれからの時代に最も必要なその力は、まずは「I(＝私)」を感じて言葉にするところから生じる。

現代の子供の教育における課題をもたくさん感じさせる、強烈なメッセージ。 pic.twitter.com/kSKCvahb64

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

今の子どもは、「正しいこと」への圧迫が、おそらく私たちが子どもだった頃より強い。

何かをよくしよう、よくしようと思った結果、子供の教育が、「大人の理想・海鮮丼」みたいになっているな、、、と危惧してる。

英語にプログラミングにアクティブラーニング。1個1個は悪くないのがたちが悪い。

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

「I(＝私)」を感じる、理解する、って、まずは安心感を得るところからだと思うの。鍵は、まだ言語化能力をさほど持たない幼児期。

習い事とか早期教育とかでは全然なく(むしろこれらは本質からかなり外れる)、そもそもの日常の過ごし方の話なのかなと思う。

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

性教育は幼児期からやるもの、という話を広めたいわけなんだけど、これも、からだに関する知識をちっちゃい頃から教え込め、というものでは全然なくて、

本質は「自分を大切にする」という概念を伝えること。他人を大切にする話は、その先にある。

まさに先程の「他者の靴を履く」ための話。

— もっくん珈琲 ☆ つくばの自家焙煎珈琲店 (@mokkun_cafe) September 29, 2022

＜10/5 追記＞
次回お茶会の告知です。今回話題になった「死」について、もう少し対話を深めてみたいと思っています。ご参加希望の方は、もっくんのSNSか mokkuncafe@gmail.com  までご連絡ください(^^)