これまでの経験から風の時代になって思うこと
こんばんは、mokkoです。
初めてのオンラインライブを終えて、風の時代に合わせた考え方を感覚で感じられるようになってきましたので、その辺りのことを書いていきます。
最近思うことですが、11月頃から急に曲を作って欲しいと依頼を受けるようになり、
毎日曲を作り続けてきて思うのは、価値観が変わってきていることを実感します。
色々な方とメールやzoomで話をしますが、繋がりを求めたり、目に見えない不安を感じられている方が多く、
目に見えるものに価値をおかなくなっていて、
これまではお金という目に見えるものを目的にしていたものが、
物を所有しようとしたら、人が距離を取り始めていて、
色々な方と共有して、想いを共感したいという感情を持ちたいという感覚を大切にする方が増えた感覚があります。
世界観やストーリー、音楽でいえば、曲をどんな想いで作っているのかの理念と理由を知りたいという要望が集まるようになりました。
オンラインライブでも僕は、ピアニストに伝えた一曲、一曲に込めた音色の理由、
お客様に伝えたい曲に込めた想いを話したのですが、
ほとんどの方が次も参加したいと言ってくださいました。
しかも、一流のピアニストがどんなメッセージを込めて音に感情を込めるのか。
この辺りも非常に重要で、
ピアニストに限らず演者も、ただうまいだけではインターネットでは上には上の実力者がいて
スキルでは差別化できなくなっていて、
これまでの物語を語ってもらったら、
*続きの話を聞きたい
*何故音が柔らかいのか?
*何故ピアニストになったのか?
など、メールで質問がきていたのです。
つまりは、物語に関心があるから更に知りたいというストーリーにこそ価値があるようになってきています。
僕も1人の方に届けたいメロディーをイメージして感情を込めて作っていますので、
一曲から続編を作ったり、朝用、夜用に聴いてもらいたい曲を作っていると、
イメージが膨らんでアルバムになっていく感じで作るのが楽しくなっています。
これまで音楽といえば一曲を拡げることで歌詞やメロディーに引き込まれていましたが、
今は、多様化した価値観に合わせていくように届け方が変わってきているのを肌感覚で去年位から感じて、
オンラインでやってみたらこれだけ求められることを考えると、
人との違いが価値になり、これまでのような同じ物を所有する時代感から変わってきているので、
これまでのオンライン化にして感じたことを記事にしてみました。
何かの参考にして頂けたら幸いです。
次の記事では、ワクワクしたことこそ価値がある時代というテーマで書いていきます。