ツネヒゴロ

幼い頃から見えない世界が見えてる長女。 成長と共に見えなくなるかと思いきや能力が高まってしまったので腹をくくって向き合う事に。 長女が見える世界とそれに属する事の記録。 妄想の物語程度にお付き合いください。

ツネヒゴロ

幼い頃から見えない世界が見えてる長女。 成長と共に見えなくなるかと思いきや能力が高まってしまったので腹をくくって向き合う事に。 長女が見える世界とそれに属する事の記録。 妄想の物語程度にお付き合いください。

最近の記事

雑記ー切り替わりの地域帯

先日、友人の友人の眷属や魂をみると 眷属はイカだった。 イカの役割は『切り替える』。 おそらく種類(スルメイカ、ヤリイカ、アオリイカなど)によってさらに意味合いもあるのだけれど 長女はイカの種類に詳しくないので種類までは見分けられなかった。 眷属1の記事にも記述した通り、眷属の役割は現実世界とリンクしている。 イカが『切り替える』だという事に、私はなるほどなぁ〜!と一人頷いていた。 ※今回は地名や団体名などを記述している為、有料にさせて頂きました🙇

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    • 雑記ー長女と学校

      長女の見えない世界が見えるという能力を私は特別だとは思っていない。 運動能力の長けてる子、音楽に長けてる子、香りのかぎ分けに長けてる子や色彩センスに長けてる子…そういったものの一つだと思っている。 サッカーが得意であればせっせとサッカークラブに通わせるだろうし、音感が優れていればピアノなりなんかしら音楽に触れさせるだろう。 長女の能力に関しては教えてもらえる場が見当たらない、というだけ。 個性より全体の統制の為の教育を受けてきた時代の窮屈感を感じてきた私としては 持って生まれ

      • 眷属 1

        長女に見えている『眷属』。 文学者達が神の遣いを『眷属』と表現していたので、私達も『眷属』としている。 先も述べた通り、神様の遣い。 ほとんどの人に生まれた時から最低一体(匹や頭などは何だか気が引けるので体で数えている。)ついている。 人についているだけでなく、山や海などの自然の中や寺社仏閣などにも存在している。 眷属の種類は様々で、龍や天狗、朱雀のような架空の生き物はもちろん 犬、猫、小鳥、馬、鷹など現実に存在する生物、 クジラ、イルカ、エイ、クラゲ、タコ、鯉などの海や

        • 霊能者さんのお話会ーその2

          次の霊能者さんのお話会までの間に色々な進展があった。 • 家族についている眷属がみな長女が見える周波数に合わせてくれたので当たり前に見えるようになった。 ただし次女の天狗を除いて。 次女の天狗は次女の天狗らしくイタズラ好きで未だに(今現在)姿をあえて見せないようにしている。 が、圧が凄いのでどこにいるかすぐバレる。 気配が無い時はだいたい山へ出掛けている。 眷属は基本圧も気配も無いが、次女の天狗はあえてなのか圧がある。 • 周波数を合わせてくれてはいるものの、長女の見える

          霊能者さんのお話会

          霊能者さんに『中に入っているものを取って』もらった翌日だったろうか、翌々日だったろうか…。 同じ場所でお話会があるというので これも勉強だと長女と共に参加する事にした。 時間を少し遅れて到着すると、空いてる席はテーブルのL字を挟んで霊能者さんの真横しか残ってなかった。 その場に集まった十数人の品定めをするような視線にアウェー感を覚えつつ、そこに座った。 みんなそれぞれ、あれってどうなんですか?と質問を投げかける。 霊能者さんはジョークを交えつつにこやかに答える。 そんなやり

          霊能者さんのお話会

          霊能者さん

          あれはまだ長女が白狐の百が見えるようになる直前の事。 私はどうにか同じような能力の人の情報などが欲しくて悪戦苦闘してた。 その日はたまたま開いたSNSで、今夜は○○さんの相談会やってます…というような全国を回っている霊能者さんが来ているという投稿を見つけて すぐさま家を出た。 23時だった。 そのBARに着いたのは23時半頃。 終電前で店に残っていたのは、霊能者さんとお店の人一人と女性のお客さんが一人。 霊能者さんはまさに帰るところだったが、これも縁だとカウンターに座り直した

          白狐

          長女と私は神の遣いを眷属と呼んでいる。 眷属達も『眷属』という敬称で伝わるのでそうしている。 長女が初めて眷属が見えた瞬間、それはスーパーでの買い物中。 それも業務スーパー。 あれこれ品物をみていたら、長女が商品棚の上を目を丸くして凝視していた。 「え!え!?白狐!?え!?」 驚きのあまり興奮したのか耳まで赤くなっていた。 『やっとか…』と、その時白狐が言ったらしく 「え?え?やっとかって言った…え!?」 その様子に私も驚いて、変なものが着いてきてしまったのかと心配になった

          はじめに

           もしかしたら私は幼い頃から見えない世界が身近だったのかもしれない。 私は幽霊なんかを見た事はないけれど親族の間ではそんな話が特別な事ではなかった。 「いやぁ昨日家に帰ったら灰皿が飛んだりひどくて!上の部屋葬儀だったみたいでさ!」 なんてのが母の家系の方では世間話の中に自然と紛れていた。  親族の中で最もそういった力が飛び抜けていたのは叔伯父(母の従兄弟)で、葬儀などで集まると叔伯父の周りに遠く離れた場所から来た親族達の人集りが毎度出来てお悩み相談会が自然と始まる。 「仏