もしかすると、AIか!!?
久しぶりに少し遠くにあるスーパーに足を伸ばして買い物に行ってみた。しばらく改装していて休業していた。リニューアルオープンしてから初めてだ。再開した頃は凄く混んでいたようなので、入らなかった。
来てみると、日曜日の夕方なのに閑散としている。買い物カゴは高々と山積みになっていた。売り場を回ってみて、なぜ人気が無いのか分かった。
高い!! それに、すぐに感じたのだけど、ワンランク上くらいの食材をまんべんなく揃えて並べているだけ、そんな感じなんだ。見ている分には良いんだけど、購買意欲は湧かない。
スーパーって、ただ、良い食材を綺麗にレイアウトして並べているだけでは駄目だと思う。少しダサい位の方が買う気がおきる。
今日の目玉商品とか!!特価品とか!!見切り品が半額でワゴンセールしているとか。
赤いマジックで段ボールの切れ端に売り切れ御免!!とか書かれたものが売り場の棚にセロハンテープでくっつけてあるとか。
このくらいの方がいい。と僕は思いますね。それにしても、この売り場の無機的な清潔感は、何かで見たことがあるようなと思ったとき、思いついた。
これは、僕の根拠の無い想像なのだけど、スーパーの改装プランを決めるのに、もしかするとAIを使ったのでは無いだろうか?
ありそうな気がする。
会社の会議室。スーパーの改装計画の会議で、1人のいかにも優秀そうな若手社員が発言する。
「私は、今度の改装計画にAIを活用する事を提案します。」AIで生成した改装計画とAI生成画像で作った改装予想図みたいのを山のように提出して、他の出席者を圧倒する。
「やはり、時代はAIだろう。」とみんなも、何となく納得してしまい改装計画を全面的にAIに任せてしまった。
ありそうだろう。日本の組織の構造的な欠点で、外部の専門家にアドバイスを求める事無く、仲間内で決めてしまいがち。
あくまで僕の空想に過ぎないのだけど、このスーパーのあまりに下手くそで、まるでスーパーの売り場の現実とリアルを知らなさ過ぎるようなリニューアルの仕方をみると、そう考えたくなる。
因みに、スーパーの改装プラン画像を、僕がAIで生成してみた。
テキスト3行で、これだけの画像が得られる。スーパーの売り場に関する知識がもう少しあれば、もっとリアルで面白ものを生成出来る自信がある。AIに詳しく無い人が、こんな画像をバンバン見せられたら、これはAIにやらせてみようと間違った決定をしそうだ。
それほどバカではあるまいと思うけど。あのスーパーの清潔で無機的な売り場をみると、どうしてもAI生成画像みたいだ。そんな感じがしてならない。