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コンセプト・トントン相撲 小さなおじさんと異世界で尻相撲
コンセプト・トントン相撲 今思いついた造語。これからはこれで行こうと思う。
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冴えない27歳の平凡なOLマリコは、小さなおじさんを追いかけて、古い神社の鳥居をくぐって異世界に来てしまう。そこでは赤鬼による尻相撲大会が開かれていた。妖精族が人間に跨って尻相撲をするのだ。優勝者すれば、赤鬼が願い事を1つ叶えてくれると言う。マリコは、これは人生の転機だと考え、( 普通は、そうは考えないと思う ) 小さなおじさんを背に乗せて異世界で尻相撲をすることにした。
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AI生成画像、紙切り、トントン相撲実写、GIF画像、テキスト、コラージュ、をごちゃ混ぜにして送るコンセプト・トントン相撲ストーリー。
〘 小さなおじさんと異世界で尻相撲 〙
コンセプト・トントン相撲なんて、やっているのは、人類では僕だけだ。たぶん
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ペーパークラフトをやってる人には超絶的な技術を持っている人が沢山いるのだけど、あまり注目されることが無い。たまにニュースで取り上げられても、すぐに忘れられてしまう。大きなムーブメントになる事は無いんだよね。専門雑誌も無いのでは?書店では見たことが無い。
トントン相撲をやってみると、いいんじゃないかなと思う。それでGIF画像で動かしてみる。そこに、適当なストーリーを付ける。
これが、コンセプト・トントン相撲。
新しいポップな表現だ。
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さて、小さなおじさんは、何故マリコを異世界に誘ったのか?赤鬼の尻相撲大会に優勝すればマリコは、赤鬼に願い事をも1つ叶えてもらえるとしても、小さなおじさんにはどんなメリットがあると言うのだろう?
小さなおじさんは異世界の小数妖精族、衰退していて絶滅危惧種だった。
そして今、最大の宿敵である鬼婆族の侵攻で滅亡の危機に直面していた。妖精・妖怪界の主流派である赤鬼族のお祭りで優勝者となれば、鬼婆族も手出しがし難くなると、ちょっとセコくて小さな防衛を考えたのだ。
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小さなおじさんは、鬼婆族がとっても苦手。
AIが生成してくれる鬼婆の画像が凄く良い。
Xにもポストしたのだけど、鬼婆的存在は日本の社会には必要だと思う。世間に何のしがらみも無く、極私的正義を掲げて、遠慮、容赦なく罵声を浴びせる。そんな鬼婆的役割を担う女性タレントや女流作家は多い。
日本社会の中心に位置する男性だけの序列社会の対抗勢力なんだ。西洋の魔女と同じ位置づけが出来ると思う。
歳を取り、神秘的な智慧と超越的な人生観を会得した女性は、けっこう魅力的。
もう遠い昔の事のように思えるけど、数年前のコロナ禍、ロックダウンしていた人気の無い東京で仕事探しをしていた。失職してしまったから。
その人はカラフルで派手な薄手のドレスに、首には幾重にもビーズのネックレスをしていた。
「 あなたの事を見ていたのよ。なんだか変わった雰囲気の人だなと思って。此処にも来るだろうと待っていたわ。 」
僕はその時、臨時にポスティングのバイトをしていた。彼女はたぶん50代後半くらい、若い頃はナンバーワンホステスだったと言う。勤めを辞めるまで一度もその座を譲る事は無かったそうだ。
ほんとだと思う。年は取っていたけど、とてもチャーミング名人だったから。
「 とっても沢山の男の人を見てきたわ。だから、男の人は見ればすぐに、どんな人だか分かる。でも、あなたは変っていてよく分からない?だから興味を持ったの。そんなキツイ仕事を、すること無いわ。私と同じ仕事にしなさいよ。気楽よ。 」
彼女の導きで、コロナ禍を切り抜けた。
ハゴロモジャスミンの香りを感じるとき、無人の東京と、あの不思議な出会いを思い出す。