【読書日記】嫌なことノート
【6月2日(水曜日)】
在宅の人が増えたことで、ずっと思っていたことがあって。
「文章を書く人たちって、ネタがなくなっていないだろうか?」
ということ。
外出がままならない。家にいるしかない。そんな状況で文章を書く仕事をしている人たちは、どうやってネタを探しているのだろう?
と思っていたんだけど、Twitterで塩谷舞さんが「在宅になるとネタ切れになる」と仰っていて、そうよね!そうなるよね!!と、激しく同意した。
こういう時に「禿同」みたいな言葉もありましたっけね。
そうよ、ネタなんて無いのよね。でもストレスは溜まるんですよ。家にずっといることだけでもストレスになる。
そんなことを思いながら『嫌なことノート』を読む。
嫌なことは、自分を成長させるものでもある。自分が嫌だと思うことを、自分がしないためにどうしたらいいのか。嫌な気持にならないためにどうすればいいのか。
嫌なことをさっさと忘れてしまうのではなく、嫌なことと向き合って、解決策を考えて実行する。そうすることで自分が成長できる!!といった話が書いてある本。なるほど!良さそうだなと思いながら読み進める。
とはいえ、言うは易く行うは難し。嫌なことを逐一メモしておいて、何度も見返すという点で若干引いている自分がいる。
嫌なことのたびにメモする労力も、何度も見返す労力も、出来ればしたくはないよな、と正直思う。
臭いものに蓋する勢いで、嫌なもの嫌なことには目をつぶっていたい。だから成長できないんでしょうね、私。なんて独り言が出る程度にはやさぐれている。
本は悪くない。書いている人も悪くない。ただ自分がひねくれているだけの話。まずそこを正すべきか。いやいや、これも「個性」と思って突っ走るべきか。
そんなことを思いながら、「嫌なことを書くためのノートをどれにしようかな♪」と浮かれる。文具好きなので、まずは形から。問題は続くかどうかだけど、三日坊主上等!の勢いで始めてみよう。続かなかったとしても、それはそれ。まずは始めることが大事・・・・なはず。