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【読書日記】思考を鍛えたくて

【6月13日(日曜日)】
前回分は日付を無視して書いてみたんだけど、どうにもおさまりが悪い。自分の中で。こういうどうでもいいことにこだわる性格が、今まで物事を複雑にしてきたんだなと気づく瞬間。でもね、自分が納得できないことって、続けられないじゃない?

最近、「考える」ということについて、考えている。大好きなちきりんさんのVoicyを聞くたびに、自分が「考える」ことを放棄して生きてきたことに気づかされる。流されて生きるのはラクだけど、それだけではこれから先がしんどい。

そんなわけで、ちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』を再読。

再読と言いながらも、実は最後まで読み切ったことが一度もない。考えながら読む本なので、ページをめくるたびに疲れてしまうのだ。どれだけ頭を使ってこなかったのか、私よ。

考えることを避けて、大勢のほうへと流れていても、生きていくことは出来る。だからラクな方を選んでいたんだけれど、これでは騙される回数も増えると、ここ数年で気づき始めていて・・。

私は過去に、詐欺の電話を信用してお金を払おうとしたことがあるし、元彼の口車に乗ってお金を貸したけれど、結局返ってこず、金融会社の返済に追われたこともある。

こういう経験をしていても、相手が悪いんだと勝手に思っていた。けれども相手のせいばかりにしていれば、また同じことが起きた時にトラブルを回避できないかもしれない。

そういう自分を変えたくて、ちきりんさんのように思考力を鍛えようと思って本を開いてみた。相変わらず考えると疲れる。そして何よりも、本の内容が思ったほど理解できない。これが最後まで本を読めない原因だろうか。

物事を多角的に見るというのは、思ったよりも難しい。それは自分の思い込みがあるからで、柔軟に色んな角度から見ることが出来ないんだと気づく。知識だけを仕入れても、その知識だけを信じてしまえば、結局は人の意見に流されているのと同じ。

知識も大事だけど、知識から自分の思考を発生させて、未来につなげないと意味がない。
知識は過去。
思考は未来。

この考え方がとても胸に響いた。

私はどうやら過去にすがって生きていたらしい。
未来に目を向けてみようっと。

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