AsepriteTIPs#43『太いアウトラインを綺麗に引く方法』
これはDavid Capello様が開発するドット絵制作ツール『Aseprite』に関するお役立ち機能・メモを一日一つ紹介する記事です。
※ドット絵制作ツールについても以下の記事にてまとめました!
気になった方は是非ご覧ください✨
1|最初に
今回紹介するのは『太いアウトラインを綺麗に引く方法』です!
Asepriteには、自動でアウトラインを引く方法があります。
(▼こちらで紹介しています)
これを繰り返し使うことで太くはなっていきますが、
途中歪な形になってしまうことがあります。
2|方法
1.アウトラインを引きたいレイヤーを選択する
まずは一つだけレイヤーを選択します。
※このとき[Shift]を押しながら複数のレイヤーを選択すれば、複数のレイヤーにアウトラインを引くことができますが、今回は一つだけ
2.アウトラインを引く
ここから本題です!
※以下にアウトラインを引く基本操作を載せています
まず、太いアウトラインを作るための方法ですが、現在のバージョン(v1.3.5)ではどうしても複数回アウトラインを引く必要があります。
太さを調整できる設定、公式コミュニティでも要望はされているようですが、いつか実装されてほしいなと切実に思います…。
それでは早速複数回アウトラインを引いてみましょう!
どちらのアウトラインが好みでしょうか。
一枚目のアウトラインは不規則に細いところがあって、二枚目のアウトラインと比べるとのどに小骨が刺さったような感覚になりませんか?
この違いは、アウトラインの作り方で生まれています。
アウトラインの設定は以下の赤線で囲んだ部分で行うのですが、今回は
[4方向]/[8方向]に黒点があるパターンを選択しています。
そして、
一枚目は[4方向]を選択した状態で2回アウトラインを引いたもの
二枚目は[4方向]を引いたあとに[8方向]で引いたもの
になっています。
このように太いアウトラインを綺麗に作るには二つのパターンで
交互にアウトラインを引く必要があります。
※更に太いアウトラインを作るには三度目以降を[8方向]でアウトラインを引けば問題ありません。
3.|太いアウトラインを綺麗に引く方法
[4方向]のアウトラインを引いた後に[8方向]のアウトラインを引く
(順序逆でも可)
これが太いアウトラインを綺麗に引く方法です。
4|最後に
以上が#43のAsepriteTIPsでした!
他にもAsepriteの民の皆様が気になったこと、知りたいこと等ありましたが以下のGoogleフォームでお送りください!
一週間に一度それらにまとめてお答えいたします。
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