『SIGNALIS』がおもしろい─プレイ中雑感─
ここのところ、フォロワーの勧めもあって『SIGNALIS』をプレイしている。弐瓶勉作品とデッドスペースとエイリアンとサイレントヒルを全部混ぜてミキサーにかけたような独特な世界観がたいへん魅力的なのだが、いかんせんサバイバルホラーというジャンルなのでプレイに体力を使う。こっちの資源は有限だというのに、敵はお構いなしに復活する。敵を完全に再起不能にするためのフレアも貴重なので、盾を持った強いモブだけに使うなどして節約している。そのおかげでちょっとずつだがシナリオも進み、今はチャプター2の途中にいる。まだエンディングにたどり着いてすらいないので何もわからないが、プレイ日記というか脳の整理としてここに少し書きたい。
白い髪の少女は何者か
おそらくだが、レプリカの精神に侵入して影響を与える存在。悪意があるかどうか不明なものの、エルスターの回想だけでなくアドラーやコリブリも言及しているっぽいので彼らを中心としたレプリカの集合意識的なネットワークを丸ごと汚染したか。
穴への降下
ゲームが始まってからというもの、エルスターは穴に降り続けている。アリーナは坑道にいるので下を目指すのは当然なものの、プロローグからして雪原の謎の穴に降りて小さな隙間に入り込んだり、とにかく穴というワードに余念がない。フロイトならたぶん女性器のメタファーって主張してると思う。余談だが、ラヴクラフト御大の作品にはクライマックスで穴に落ちてヤバい光景を目にしたあと気絶して外で目覚めるものが何個かある。
黄衣の王
あれ実在の本なんだ。調べてたらそのまんまの表紙出てきて怖かった。素直に見るとシェルピンスキー23の惨状はこいつのせいなんだろうけど、大穴で銀髪女の敵対者としてエルスターの行く先々に現れてる可能性はあるかもしれない。あと坑道の穴から裏世界に降りるときの3D探索パートの浜辺で、岸壁の裂け目の隙間にこっそり置いてあってなかなかビビった。
アドラー
まともな人のわけないよね。知ってた。どうやら司令官が死ぬ前からけっこうイカれてたみたいだけど……あのアストロラーベ箱のせいなのかなんなのか。ショットガン持っておいてバックスタブでやられるのはジワジワくるからやめろ。
パワースーツの子
坑道の通路にいたパワースーツの子、もしかしたら修理できるかもしれないと思ってアイテム探してたけど不注意にも下層につながるハッチを起動してしまい敵に追いかけられて急いで進んでしまった。これ分岐だったら後味悪いな……
イザちゃん
最強。ナイフ縛りでクリアを目指している。