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探していると見つかるようにできている❷
まゆ♪さんの記事の中で「あなたの大切なものは何ですか?」という問いを発見したので考えてみました。「命」「家族」などは勿論大切です。「信条としていること」で、大切にしたい順番を考えてみました。まゆさん、合奏をして頂きありがとうございます。
大切なものベスト3
~私が大切にしたいもの~
第1位 直感力
直感力というのは単なる「当てずっぽ」ではありません。これまでに蓄積してきた全ての知識や体験を元に選択しているものと考えます。例えば、仕事上の大切な判断にも「直感力」は働いていると言えます。日常では、例えばランチを選ぶとき、おみくじを選ぶときなど小さな選択にすら「直感力」は生かされていると言えます。
論理的に説明している文章はないかな?と思っていたら素敵な情報に出会いました。(この会社の関係者ではありません。良かったら覗いてみて下さい)
「株式会社瞬読 代表取締役山中恵美子」さんの言葉より引用
直感を過信しすぎるのは非常に危険です。しかし普段から経験を積み、判断材料を増やす努力さえしておけば、直感は大きな味方になってくれます。
かの有名なアインシュタイン博士は、「私は直感とインスピレーションを信じます。直感を頭から否定するよりも、まずは直感を信じ、あとで検証する方がずっといい」と述べています。
直感と論理性を組み合わせて、より精度の高い結論を導き出す。そのベースとなる直感を私たちは、もっと磨いていくべきです。
リンク記事中の直感力を鍛える方法8選が素敵だったので興味のある方は覗いてみてください。「直感を妨げる大きな要因である『人の目』を徹底的に排除することが、非常に重要」なのだそう。「他人の考えを気にしないで意思決定をする」ことが「直感力の精度を上げる」のだと言えます。
第2位 感性
ニーチェの言葉をお借りして表現すると
繊細なものを喜ぶことのできる「精神」
1物事を心に深く感じ取る働き。感受性。「感性が鋭い」「豊かな感性」
2外界からの刺激を受け止める感覚的能力。カント哲学では、理性・悟性から区別され、外界から触発されるものを受け止めて悟性に認識の材料を与える能力。
感性とは,基本的には包括的・直感的に行なわれる心的活動およびその能力,とくに,印象評価や創造・表現,論理によらない思考や判断(感性知)などにかかわる認知過程を指す。したがって,美しさや快さなどの認知や評価はもとより,味覚や嗅覚のように感情を伴う感覚,質感・速度感・広がり感といった知覚的印象の認知も,感性の範疇に含まれる。
他の人が興味をもたないようなことであっても、自分が関心をもっていることを追究することは素敵なことだと思います。それこそが「学ぶこと」なのではないかと思います。また、最初は「つまらない」ことのように思える事柄の中にも、何かの視点をきっかけにそのことの「面白さ」を発見することもできるのです。
第3位 練習
敢えて昭和っぽく言うならば「努力」のことです。この「努力」は循環して「直感力」の精度を高めてくれるものと考えます。
何かを成し遂げた人が言う「楽しんでできました」の言葉の向こうに、どれほどの時間をその物事に費やしたか?そしてどれほど様々なことを省いてそのことに注力したか?それがスポーツであるなれば、どれほど体が痛んだか計り知れません。前提として「好きだから続けるられる」ことはあると思います。
「努力」をすることはかっこ悪いことではありません。私は小学校の教員をしているのですが、私のクラスになった子どもたちはたいてい「練習好きな子ども」に育ってくれます。「練習することの意義」や「練習することによって物事が達成できた」実感があるからなのだと思います。卒業に際して大切にしている言葉を毛筆で書いて紹介する際に「練習」と書いてくれた子も数名いました。
さて、あなたが大切にしたいものは何でしょう?
山崎朋子作詞・作曲「大切なもの」を3月の卒業式で歌うべく子どもたちと練習中です。6年生の保護者の皆さんに感動して頂けるような合唱に仕上がるよう奮闘中(^^))