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#23 ちゃんと話せる友達
自分にとって大事にしたい要素のひとつ。
ちゃんと話せる友達。
ちゃんと聴こうと思える友達。
友達って呼ぶのはなんか違くて、
でも兄弟姉妹でもないし、
親友って呼ぶにも相手を縛るようでなんか違う。
同志?という表現も、メラメラしててなんか違う。
(ま、友達でいっか。笑)
*あなたとは、朝方までたくさん話した。
好きな音楽のこと、
その音楽を好きになったときの話。
地元の話。
気になっているご飯屋さんの話。
不安に思っていること。
不満に感じていること。
不確かな気持ちを確かめるように、
とにかくなんでも話した。
将来一緒に何かやりたいねーって
まだぼんやりした私たちの夢。
叶えたいね。
相手もこう思ってたらいいなーって、
恐る恐る打ち明けてみると、
やっぱりおんなじことを思ってくれていて。
慎重に言葉を選びながら、ビビりながらだけど、
お互いの共通言語をつくって、
少しずつ、確実に、
積み重ねられている感じがする。
変化の多いここからの数年間。
自分も、あなたも変わってゆくこと、
私は楽しみだけどな。
*あなたは、ピンチの時に必ず現れる。
あなたの前では、
着飾った言葉はいらない。
着飾った自分も必要ない。
なんでも話しているようで、
あえて言葉にしてないことも実はある。
ピンチの時、しんどい時は必ずあなたに会う。
でも会ったら会ったで、
全然関係ない話をしちゃってたりして。
直前まで暗い気持ちだったはずなのに、
気づいたら、次の旅行の計画立て始めたりして。
なんだっけ?ま、がんばろうねーって、
そうやっていつも助けてくれる。
確信的なことは言わずに、
ただただ、どんな自分でも受け止めてくれる。
私が自分の気持ちに気づくより先に、
私の気持ちを汲み取ってくれる。
次の旅行はどこに行こう?笑
*あなたとは、同じ痛みを共有した。
あの日は突然のことだった。
起きていることを理解できなかった。
自分がつらい、悲しいのと同時に、
あなたは大丈夫かなって心配になった。
会っていない期間もあったし、
何をしてるか知らなかった期間もある。
それでも、
お互いのことをいつも少し気にかけていて、
こうして今、繋がりが戻ってくる。
あなたの家族も、私を大切にしてくれて、
私も、あなたの家族を大切に思っている。
これから、お互いの大切な人を紹介し合って、
その人のこともまた、大切にしていくんだろうな。
私の応援団長。
私もずっと応援してるよ。
**
あの頃の私に伝えたい。
もし受け止めてくれなかったらどうしようって、
自分のことを打ち明けるのが怖くて、
ひとりでなんとかしようと、
自分の中に閉じこもっていた、あの時の私に。
自分が自分のことを好きになれない時でさえ
私を受け止めてくれる存在がいるよって。
私のことを大切にしてくれる人がいるよって。
ちゃんと話せる友達は偉大だ。大切だ。
私は、大切な人のことを、
ちゃんと大切にしたい。