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小説「オチルマケル」削除ネタ0002

 こんにちは!
 さて、国語力のない私ですので、日々勉強な訳ですけど
 小説を電子で買って、分からない文言などはグーグル先生に頼っています。
 が、先日投稿終了した小説「Venus And The SAKURA」を読んでくれたかたからメッセージがありました。
 内容は「最後まで書き上げた事は偉いと思います。悪かった点は誤字脱字などが多すぎる!」ということでした。
 ガーン!それなりにショックを受ける私。ですが改善方法を知りません。
 それで活用するようになったのがAI”Chat GPT”なんです。
 書き上げた文章を読み込ませ、誤字脱字を洗い出してもらいます。
 ふむふむ「誤字脱字を抽出して訂正するための候補をあげて」と命令を出すとあら不思議!死ぬほど出てきます。
 ここまでひどかったとは…orz
 それで今回のオチルマケルはAIを活用して少しでも読みやすくなっているのでは?と思いたいです。
 が、このAI、文章によってはけしからんと入力した途端に削除されます。
 プライバシーポリシーと言う奴です。
 ちょっと残虐、ちょっと色っぽい文章などはNGなのです。
 そこで今回、投稿する話はちょっとえっち?と判定されてしまいました。
 え、どこが?と思うかもしれませんが、探してみてください。

 ではでは!

***ここから本文***

0001 中身は14歳なんです。

 ここはアストリア王国 ボルヌィーツ伯辺境領。
 通称『初夏の国』。

 一年中初夏の気候に恵まれたこの雄大な地は中央王国からかなり離れた辺境にある。
 人口1000人程の領民は畜産業と果物の生産を主な産業にしているので、果物から作った蒸留酒や品質の良い肉製品がよく売れている。

 これだけを聞くと田舎を想像するかも知れないがちゃんと街もある。
 王都程の大きさではないが、清潔な街には商店や学校、更には宿屋もある。
 この地独特の気候のせいか、他貴族たちの別荘もあり、辺境と言っても、発展している領地である。

 そんな5月の午前中の事。

「旦那様、生まれました!元気な男の子です!」
 いつ生まれて来るのかと、廊下を動物園の熊のようにウロウロと歩いている男性に女中メイド長が声を掛けた。

 この男性が僕の父親になる辺境伯ルロン・ビー・ボルヌィーツだ。
 この男性は輝く白銀の髪を揺らし、妻の待つ部屋へと歩き出した。高身長が故に、手足が長く、その為に歩くスピードも早い。小柄な女中長が小走りについて行った。

 男が開けた扉の先には窓から入る風にレースのカーテンが揺れ、部屋奥にベッドが有り、その周りを女中達が控えている。
 そのベッドに横たわりながら赤ん坊を抱く女性、僕の母親になる人ジェシカ・ユリ・ボルヌィーツ。
 お産直後の為に汗を含んだ深い緑色の髪が艶やかに光っている。
 西洋の貴婦人と言った感じのこの女性はお産の疲れを出しても尚、漂う気品の持ち主だ。

「でかしたぞジェシカ!身体は大丈夫か?」
 ルロンは産後で疲れた様子のジェシカの手を取り、笑顔と言うのはほど遠い、しわくちゃな顔をしながら声を掛けた。

「あなた、愛してるわ。あなたにそっくりな白銀の髪の子よ。」
 僕を抱き上げようとジェシカは身体を起こし、それをルロンが支えるといった構図になる。

「ああ、俺も愛しているぞ!それにしてもこの子、泣かないな?」
「あら?そう言えばそうね?」

 ヤバい!赤ん坊は泣く者だった!僕は慌ててオギャー!と精一杯に泣いてみるフリをする。

「はいはい、おっぱいね~。」

 無事転生してきた僕は生まれたての赤ん坊。分かっている事なんだ。
 だけど、中身が14歳思春期全開の僕に大人の女性の胸は刺激が強いし、分かっていても他の男性の妻の乳房に唇は・・・。

「ごにょごにょ、だぁ~ぶ~・・・。(ああ、そんな事、奥さん、いけません!)」
「あら、飲みたくないのかしら?えい!」

 僕の口に無理やりジェシカの乳房が入る。
 何?貴女、無理やり乳首を見ず知らずの男の口に含ませるなんて!
 痴女なのか?あなたは痴女なのか?

 いや、母親でした。

 僕の感情を無視した赤ん坊の身体は母性と言う名の母乳をコクコクを飲んでいった。

「やっぱり腹が減ってたんだな!いい飲みっぷりだ!」

 豪快に笑う父親の声につられるように部屋中が笑いに包まれる。
 扉が開き、二人の男女が現れた。

「お母様、おめでとう!」
 そう言っているのはバン・リット・ボルヌィーツ。母親譲りの深緑色の髪を持つ8歳のイケメンの兄さんだ。

「お母様、私に弟が出来ましたのね!」
 僕の顔を覗き込みながら話しているのはメアリー・メイ・ボルヌィーツ。この娘も深緑色の髪の似合う僕の姉になる5歳の美しき人物だ。

「ねぇ、お母様、私、初めての弟を抱っこしたいですわ!」
「ええいいわよ。でも首が座ってないから抱きかかえるようにしてね。」

 母親の言葉が終わるかどうかのタイミングで姉の手が伸びてきた。
 マズいマズい!前世で首を振られたが為に死んでしまった記憶が蘇る。
 今回は強制ログアウトしてしまうと本当に死んでしまうのだ!
 僕の全身に恐怖が走る。

 死にたくない!

 姉が抱っこしようと伸ばした手をメイド長が振り払い、こうやって抱くのですよとレクチャーしてくれた。

 助かった・・・。第一関門突破!ヒャッホーと声を出したくなる。

「ばぁ〜だぁ!キャッ!(上手く抱っこできたな!褒めてやろう!)」
「この子、笑ったわ〜!初めまして、お姉ちゃんですよ~!」

 姉は嬉しそうに僕を抱っこしながら踊り、それに合わせて皆が手拍子をしていた。

 どうやら僕はボルヌィーツ辺境伯の次男として生まれたようだ。
 さすが神様、僕のリクエスト通り兄と姉がいる。それもかなりのイケメンと美少女。
 僕もイケメン希望だけど、これは確定したな。だってさ、父親男前、母親美女。これで僕がイケメンでない訳がない!神様はそこそこイケメンと言っていたのが気になるけど、イケメンになるのは間違いなしだ!

 僕はおもむろにガッツポーズをしてみせたら、
「この子、私の指を掴んだわ~!」
 と、姉は大喜びをするのだった。

 僕を抱っこして遊んでいる姉は機嫌よく踊っているのだが、僕は一つの悩みを抱えてしまった。
 尿意が来たのである。

 どうしよう!ここでお漏らしする訳にいかん!

 姉がステップを踏む度に心地よい振動が膀胱を刺激し、さらに尿意を高ぶらせる!
 だめだ!こんなところで漏らしたら、精神的に死ぬ!

 助けて!と祈っていると、姉の腕から女中長が僕を取り上げてくれた。

 よし、今だ!と僕は解放感を得ることになった。

 しかし、その後も地獄でした。

 お漏らしをすればおむつを交換しなければならない。
 初老の女中長が交換してくれるだろうと安心していたら、

「お坊ちゃまは貴女がおむつを替えなさい。」
 そう女中長に言われたのが年齢にして15才ぐらいのあどけなさが残る美人の女中さん!
 僕は0歳だけど、中身は14歳!ほぼ同い年に見られるのは恥ずかしい!

 僕は止めてくれと動き回るが捕まえられ、無理やりおむつを取られ股を広げられ、股間を凝視されてしまった・・・。

 お願いです、見ないでください。僕はこんなプレーは望んでないです。思わず衣をキュッと掴んでしまった・・・。

「あら、顔が赤くなってる。」
「やっぱり、赤ちゃんって言う位だから、顔が赤いのね~!」
 違うよ!恥ずかしすぎるんだよ!

 今回は小だから、まだいいよ?これが大だったらと考えると恥ずかし過ぎて死ぬ。いや、大をするのは確実だから、僕は確実に死ぬ。14歳にしてう〇こ漏らすって考えるだけで、本当に無理だ。とはいえ、トイレにも行けないし・・・。

 とんだ羞恥プレー(おむつ替え)をされた後は、少し眠ることにした。
 そこはやはり、赤ん坊なのだ。食べて出して寝る。これが今の仕事。

 なのだが。

 姉が色々と触ってくるから眠れない!それに、周りがうるさい!僕は静かな所でないと眠れないのだ!

 余りにもイラついたので、文句を言ってやろう!

「ばぁ~、やぁ~、だぁ!(静かにしろ!眠れない!)」
「可愛い〜!もっと、抱っこするの?いいわよ!」
「んばぁ~!(違ーう!)」

・・・結局、疲れて眠れました。

 何時間、眠っていたのだろうか?部屋の中はすっかりと日が傾いていた。
 うっすらと目を開けた瞬間に僕を優しく抱きかかえる母親の手があった。
 さすが母親。安心感がある。僕はもう一度、眠りにつきそうにうつらうつらとしていると、ボスッ!口に己の乳房を咥えさせ、半ば強引に母乳が流れ込んできた。

「い~っぱい、飲んでね~。」

 母親の豊満な胸故に母乳の量もスゴイ!早く飲まないと口からあふれ出そうだ。
・・・溢れてしまいました。

 もう、お腹いっぱい!飲めません!ギブアップです!これ以上は死ぬ!
 僕は母親の胸をパンパンと叩いた。

「まだ飲めるの?すごいわね!」

 助けてください!そう祈っても母親は胸を放そうとしない!

 グファ!

 僕は母乳を吐き戻してぐったりとしてしまった。

「あらやだ!私ったら!悪い癖が出ちゃった!ごめんね~!」

 母親は乳臭い僕を風呂場へと抱きかかえて行った。

 早いもので、僕が生まれて初めての夜がやって来た。
 寝る前におっぱいを飲み、僕専用のゆりかごで休む。

 横になりながら今日一日の事を考えてみる。
 父親男前、母親美女、長男イケメン、長女美少女生まれた所は貴族領。
 生まれた日は大安吉日?
 神様の設定の通りだ。

 僕が眠るゆりかごの横に両親が眠るベッドがある。
 父親と母親が談笑している。

 そう言えば、妹は?

 僕のすぐ近くから母親の情熱的な吐息が聞こえた。
 妹はすぐに出来そうだ。

 もし、お漏らしをしても情事が終わるまで泣くのはやめておこう。


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