![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127539133/rectangle_large_type_2_a1adf3c07be61c60575ffaff2082f45a.png?width=1200)
共通テスト対策 新科目「情報Ⅰ」 情基2022(第2問)
第2問は、必答の問題です。問1~問3まであります。プログラミングが必須ではないため、ここでは、アルゴリズムを問う問題になっています。配点は、35点となっています。
【問1】
回文自体は、特に問題がないと思いますが、「幸いさ」の定義がわかり難いです。例も載っていますが、読み取りにくい説明になっています。
「どんな文字列も回文を連結して作れる」を抑えておく必要があります。ここでは、文章を回文に分解することを考えているという訳です。
「連結する回文の数」に着目して「幸いさ」を定義しています。
幸いさ=(文字列の長さ)÷(連結する回文の数の最小値)
したがって、「幸いさ」を求めるには、(連結する回文の数の最小値)を求める必要があります。
それでは、問題を解いて行きましょう。
アは、回文でないものを見つけるだけですので、①が正解です。
![](https://assets.st-note.com/img/1705131415672-LPuvqaY606.png)
「とらのこのこのこ」を回文に分解します。すると、「と・ら・の・このこのこ」あるいは「と・ら・のこのこの・こ」の4が最小値になります。従って、8÷4=2 となります。従って、イは、②が正解です。
実際には、イには、1桁の整数しか入りませんから、1・2・4・8のいずれかです。最小値が8でないことは、明らかで、「とら」を含んでいるので、3以上です。従って、分解するまでもなく、最小値は、4と分かります。まあ、分解してもすぐです。そして、1個見つければ、それで十分です。
次に、ウとエを考えます。この問題で、特殊な場合は、文字列が回文の場合と最小値が文字列の長さの場合です。
文字列が回文の場合は、最小値が1となるので、「幸いさ」=n
最小値が文字列の長さの場合は、「幸いさ」=1
となります。従って、ウは、④が正解で、エは①が正解です。
【問2】
ここから先は
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/124621434/profile_90ba0184b17169d88b90e1c55f80c496.jpg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
共通テスト 情報Ⅰ 受験対策
2025年に共通テストとして情報の科目が新設されます。情報は、情報Ⅰから出題されます。初めての科目ですが、色々な情報をまとめて、十分な対策…
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
よろしければサポートお願いします!