地方自治体職員の故意、重過失案件に対する損害賠償請求について考えた
プール水流出事故での住民訴訟が教員個人への請求のきっかけ
・近年、プールの水“大量流出”について、自治体によっては、教員らへ損害賠償請求がされ、そのような事例が増加してきている。
・今回、川崎市立の小学校で大量のプールの水を流出させた件で、損害の半額計約95万円の賠償を請求した同市の対応に批判の声があがり、市民から撤回の署名も提出されている。
・これは、平成7年5月に発生した小金井市におけるプール水流失事故に関する損害賠償請求にかかる住民訴訟において、施設管理員に対する損害