【育休日記】雨の日の赤ちゃんとの外出が教えてくれたこと
今日は初めて託児付きのコワーキングスペース利用をしようと予約していた日。
目覚めてみると、朝からしとしと雨が降っている。「わざわざ、こんな雨の日に傘をさして、ベビーカーを押して外出するの面倒だな・・・」というのが最初に頭によぎった本音だった。
でも、「ようやく託児の空き枠を見つけてせっかく予約出来たのに。」「もしかすると今日託児を申し込んだのは私だけかもしれない。そうだったら、せっかく準備してくれている保育スタッフの方にも申し訳ない。」そう思い直して、わざわざ一駅分電車に乗り、出かけることにした。
ベビーカーに雨よけカバーをかけて、いざ外に一歩出た瞬間、ベビーカーの中で目をキラキラさせて空を見上げている我が子の姿が目に入った。
ああ、そうだ。この子はまだ今日雨が降っていることを十分に理解しているわけではない。(いつも朝起きてから、カーテンを開けて、今日は晴れてお空が真っ青だね。曇っていて少し肌寒いね。雨がざあざあ降っているね。と話しかけてはいるので、全く理解出来ていないとは思っていないが)雨の日に出かけるのが億劫に感じるのは、あくまでも大人である私の感じ方であり、都合だった。
0歳の赤ちゃんにとってはまだそれほど多く経験したことのない雨の日の外出。そこには、雨の日特有の匂いがあり、雨音があり、時折雨の雫が顔に当たることもある。どれもが子どもにとっては、新たな感覚であり、ワクワクする刺激なのだ。
ということを、我が子のキラキラする瞳が教えてくれた。