【育休日記】勝手に慣らし保育の振り返り
我が家は、夫の家族は地球の反対側、私の家族は母親・祖母が認知症のため、育児に関する家族からのサポートは一切を受けることが出来ない状況である。
夫と私以外に子どもをを預ける選択肢を持つ為、また職場復帰時の保育園生活をスムーズにする為、生後3ヶ月頃から(勝手に)慣らし保育を実施しました。現在子どもは1歳8ヶ月となり、終日保育園に預けることに全く問題なくなったので、これまでの経過を振り返ってみます。
↓当初の計画はこちら
▶︎生後3ヶ月〜:託児サポート付き整骨院(20~30分)
もともと腰痛持ちだったのが、産後の骨盤の歪みと突然赤ちゃんを一日中抱っこするという急激な生活の変化に身体が悲鳴をあげ、もう何をしていても辛いという絶望的な状態になり、骨盤矯正とトレーニングを兼ねた整骨院通いを始める。平日はワンオペのため、託児サポート付きの整骨院を探し、週に1~2回程度の通院を開始。施術中(20~30分程度)の時間は受付スタッフに預ける。当初は直前に授乳をすませて外出、ベビーカーに揺られて、整骨院到着時から施術終了までほぼ寝ていることが多く、実際はあまり託児も必要なかった。そのうち起きているようになり、受付スタッフと一緒にフリースペースで遊ぶようになる。施術スペースからも子どもの様子がわかり、全く心配はなし。
▶︎生後6ヶ月〜:託児サポート付きエクササイズ(1時間)
整骨院通いを経て、ひとまず落ち着いた腰痛を根本から治すには、運動して筋力をアップするしかないと、以前からやってみたかったピラティスのレッスンを検索していたところ、たまたま託児サポート付きのエクササイズプログラムを発見(しかも託児付きで1200円/1時間レッスン)
レッスンルームに隣接した部屋で保育士さんが子どもを見てくれている間、保護者はレッスンに集中できるというありがたすぎるサービス。互いが見えない場所での初めての親子分離。時々泣いたりしたものの抱っこしてもらうなどで復活。
▶︎生後7ヶ月〜:託児サポート付きコワーキングスペース(2時間)
自治体が運営するコワーキングスペースを利用して仕事、勉強や求職活動に集中出来、子どもは保育士さんに無料で見てもらえるというこれまたありがたすぎるサービス。またキャリア関連のセミナーも開催されており、何度か参加。同じ建物内なので緊急事態にはすぐに駆けつけられる安心感もあり、何より子どもと数時間でも離れて自分の時間が持てることで、自分のメンタルリフレッシュになった。難点としては1歳未満は予約が取りにくい仕組みだったこと(保育に必要なスタッフ人数の関係)
▶︎生後9ヶ月〜:託児サポート付き自動車教習所(1時間〜3時間)
育休中にやりたいことリストの上位だった運転免許取得の為の教習所通い。免許取得費用に追加料金無しで数十時間預かってもらったことを考慮すると、コスパは良かった。この頃ハイハイが出来るようになり、置いて行かれることを理解し始めて、託児ルームに着くと泣くのが少し辛かった。
▶︎生後1歳過ぎ〜:認可保育園の一時利用
1歳を少し過ぎてから一時保育を利用開始。現在も利用継続中。第2子妊娠により今年度の保育園入所は見送ったものの、通院や切迫早産の安静のために自宅で一日中見ることが難しい時に不定期で預かってもらっており、非常に助かっている。最初は数時間から始め、お昼ごはんまで→お昼寝まで→フルタイムと慣らして行き、現在は不定期利用でも、特に問題なく預かっていただいている。
思ったより預け先探しが手間取った話はこちら↓
このように段階的に勝手に慣らし保育を進めた結果、親子共々わりとスムーズに進んでいけたように感じている。子どもが親以外の大人にお世話してもらうという経験はもちろんのこと、親である私が、子どもと離れることや第三者に子どもを預けるという心理的ハードルが段階的に解消出来た点がとても良かったと感じている。
乳児期の子育ては心身ともに休める時間が本当に限られていて、そうした中で、親が1人の個人として少しでも自分時間を持てることはとても重要だと思う。
なかなか絶対必要ではなければ、第三者に預けることに抵抗がある方もいるだろうけど、ある家族の一例として何か参考になれば幸いです。