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SSoM-88 Steely SSoM-88 Steely Dan “Aja” リファレンス音源の王者❗️

オーディオの音質チェックに使うリファレンス音源をプロたちも、ハイアマチュアも、それぞれ持っているものだ。世界中のミキシングエンジニアも、PAミキサーたちも長く使ってきたのが Steely Dan のアルバムの何枚かだ。

Walter Becker (guitar, bass, backing vocals)、Donald Fagen(keyboard, lead vocals)の2人が中心のバンドは、1971年NYCで結成された。1974年にはライブ演奏を中止。以後、スタジオワークのみで活動を続けた。

Aja は、1977年9月リリース、彼らの6枚目のアルバムだ。完璧なサウンドメイクを目指して、NYCの腕利きのスタジオミュージシャンを集めて、7曲のレコーディングが行われている。タイトル曲 Aja のドラムは、Steve Gadd 、サックスは Wayne Shorter。アルバム全体で40人ほどが参加している。

Aja

Qobuz では、24bit/192KHz 配信だ‼️

Aja は1978年の20th GRAMMY Award でBest Engineered Recording-Non-Classical を受賞。Album of the Year にノミネートもされていた。
現在Rolling Stone誌が選ぶThe 500 Greatest Albums of All Time の63位にに入っている。今でもアナログ盤を大事にしている人は多いはずだ。ちなみにジャケット写真のモデルは山口小夜子だ。

Aja のComplete Album Live の映像、時期不明。

サウンドチェックに何故Aja が最適なのか?
・スタジオミュージシャンが出している楽器の音がそもそも良い。
・マイキングが良く、楽器の音が美味しく録音されている。
・リバーブ、エコーが最小限に抑えられている。
・一度に鳴る楽器の数が少ない。
・バランスの良いミキシングとマスタリング。
・もちろん音楽が素晴らしい。

リファレンス音源を聴き込んでいれば、ケーブル1本変えても、どのような音質変化が起きたか明確に聴き取れるようになり、言語化もできるようになる。

ハイビット・ハイサンプリングでマスタリングされた音源では良くあることだが、録音レベルが低い。思い切りボリュームを上げて聴いてみよう。不快な音になったり、音が割れるような音になったら、オーディオシステムの何処かに直すべき問題があると認識すべきだろう。

是非Qobuzの24bit/192KHzの音源を聴いて欲しい。2025年のハイビット・ハイサンプリング配信のリファレンス音源として最高とは言えないかもしれないが、間違いなく基準となるgreat sounding だ。

音質を追求したらキリがないけれど、あるレベルを超えると、一気に脳全体に喜びが走る。素晴らしい音質にチューニングされたオーディオで、愛している楽曲を聴いたときの感動は何にも変え難い‼️

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