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SSoM-37 Luiz Bonfá

1960年代半ば、Beatlesを代表とするThe British Inversionが起こる少し前、Stan Getzらによりブラジルから持ち込まれたBossa Novaがアメリカから世界に広がりセンセーションを巻き起こす。晩夏に聴きたくなる音楽だ。

1962年、アメリカのジャズミュージシャンStan GetzとCharlie Byrdによるアルバム
Jazz Sambaがヒット。Grammy Award for Album of  the Year にノミネートされる。

このヒットを受けて1963年、ブラジルのミュージシャン、コンポーザーが参加して制作されたのが、今回紹介する

Jazz Samba Encore!


ボサノバと言えば、ガットギターでコードを刻む演奏が基本。名手Luiz Bonfáのリーダーアルバムとも言える本作、11曲中8曲がLuiz Bonfáの作曲だ。TIDALでは24bit/96KHzで配信されている。

Luiz Bonfáは1922年Rio de Janeiro生まれ、Antônio Carlos Jobimとの共作、Manha de Carnavalは、映画「黒いオルフェ」(1959)のメインテーマとして世界的なヒットとなっていた。

ジャズと融合して世界に紹介されたBossa Nova、60年前のバイブは、今も気持ち良いね❗️

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