SSoM-36 Herbie Hancock
高校生になるとJazzを聴き始めた。55年前のことだけど、すでにプチ・オーディオマニアだった僕は、自分のステレオじゃJazz体験になってないと気付き、吉祥寺のJazz喫茶で、朗々と鳴らされるJBLスピーカーの音色に心酔してしまうのである。
OrtofonのカートリッジSPU、SMEのトーンアーム3012、Garrandのターンテーブル301、McIntoshの真空管プリアンプC22とパワーアンプ275、そしてJBLの38センチウーハー130AにホーンレンズHL92、スコーカーLE85の2way。その組み合わせで聴くBlue NoteレーベルのJazzは、素晴らしいの一言だ❗️
今回紹介するのは、Herbie Hancockの1962年の
Takin’ Off
Apple Musicでは、普通にLosslessだけど、TIDALでは、24bit/192KHzで配信されている。
Barbie Hancockは1940年シカゴ生まれ、Takin’ Offは初のリーダーアルバム、全6曲Herbieのオリジナルだ。若干22才で、こんな洗練された音楽を書けるなんて凄すぎる。そして現在まで現役だ。
薄暗い部屋で苦いコーヒーを啜りながら、音量を上げてエコー感がほぼない乾いた音を頭に叩き込む。Blue NoteのJazzは最高の音楽体験のひとつだね。
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