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SSoM-63 Prince “Piano and A Microphone 1983”

2016年に57才で亡くなったPrince、生涯で39枚のアルバムを残し、その総売上枚数は、1億5千万枚以上。27種類の楽器を弾きこなし、ダンスも上手かった。作詞作曲、アルバムのプロデュース、各パートの演奏までこなし、映画制作と監督までやってしまうPrinceは、真のマルチアーティストだった。

世界的なブレークは、1984年の“Purple Rain”、同名の映画は自叙伝的なものだった。同時代を生きたMichel Jackson とは、しばしば比較される対象だった。Michel の1987年の大ヒット’BAD’は、当初Prince とのデュエット曲として書かれたが、Princeが断っている。

死後、彼のプライベートスタジオ Paisley Parkからは、大量の未発表曲と完成されたアルバムが発見された。

今回、紹介するのは、発見された1本のカセットテープに録音されていたプライベートスタジオでの弾き語り、

Piano and A Microphone

Qobuzでは、24bit/44.1KHz配信だ。
Qobuz

カセットテープから作成されたとは思えない音。ピアノのダイナミックレンジが再現されていて生々しい。マスタリングの妙だ。マニアックなピックアップとなってしまったが、洋楽好きにはお薦めだ。

参考に、46th Annual GRAMMY Awardで、オープニングを飾る Price と Beyoncé 。ビヨンセは22才だ。

音楽が生まれる瞬間に立ち会っているような気持ちにさせられる。創造の瞬間、私のクリエイティビティがスパークする。

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