バッサリ切り捨てるのが評判の超大物インデックス投資ブロガー(兼インデックス投資ついったらー)さんが、インデックス投資に真摯に向き合おうとしてる人をあざ笑ってて気分が悪くなった件

キャプチャ画をのせようとして思いとどまったオレは偉いと思った。

いやね、もうタイトルのとおりなんですわ。誰とはいいませんが、インデックス投資で有名なあのお方なんですね。

それで、あざ笑われているのもインデックス投資ブログの中でなかなかのお立場、だと思うんですよ。色々勉強になるし。

それが…『インデックス投資には○○○がない・・・』というエントリを上げて、インデックス投資について「ん?ホントにソレでいいの??」と感じている事なんかを指摘しているエントリを引用して「そんなにいうならやめれば?」「数式こねてもリターンあがらんし」…

出た!!「○○してもリターンはあがらない」!!!こうね、この御仁に限らず、自分の気に入らない意見に出会うとここぞとばかりに炸裂する名台詞ですぃね。この界隈の方々のアタマの中には「調べたり、決断すること」→「リターン向上に貢献すべき」とかなってるんですよね(苦笑)なんてったって「合理的」ですもんね。(もはやため息)

インデックスファンドの組み入れ銘柄を調べてみる、知らない会社にお金が供給されている事の気持ち悪さを表明する→「ファンドの中身を調べてもリターンは向上しません」

あっはっはっはっはっ少しは楽しませてくれますね。その意見で貴公のリターンが何ベーシス改善できたんですかね?定量化していただけると勉強になるんですが。

インデックス投資は発展すべきだ!という某氏の提言、苦言は自分には響きましたよ、少なくとも。時価総額がダメなだけじゃなくて、なんてったってアクティブファンドに対しては、「よいファンドはあるでしょう、でもそれを事前に予想する事は不可能です」と、宗教とか哲学みたいな問いかけ?言い負かし?煙に巻きにかかるクセに「このアセットクラスのリスクは○%(ただし、過去数年分のデータより統計的に~)」とか言ってるじゃないですか。過去をガッツリと参考にして、その延長として世界をとらえる。そりゃ世の中全てが統計によって支配されているという捉え方なんでしょうが、アクティブファンド(や、他の投資法)をけなす時には誰にでも支配できない『未来』の不定形さを突きつけるクセに、自分達は『現在』の延長に『未来』を見据えてるんじゃないですか。そりゃぁ違和感がありますよね?

(とはいえ、某氏の指摘の中でも「インデックス投資界隈に対する提言・理論矛盾」と「時価総額VS均等保有の矛盾を見過ごし続ける界隈への提言」など、ご自身の日頃からの主張と混ざっている印象もありますね。ま、人間ですから当然ではあるんですが。)

>コストを下げることだけがインデックス投資の発展ではありません。なぜならコストがゼロになったら進化が止まってしまうからです。市場のように「結果をトレースするだけ」「状況に応じて言うことを都合良く変える」ということの無いように、もっと先に視野を広げ、論理的なストーリーを立てて落としどころを探らなければならないと考えています。

この部分なんか、鳥肌が立っちゃいました。市場=結果をトレースするだけ、状況に応じてい言うことを都合良く変える…あ、思い出した。Mr Market=サンってそんな方でしたよね。インデックス投資家の行きつくところ…あるべき姿って、彼なの?(というのは煽りすぎですよね。わかってますよ、個人個人は色々な資産を組み合わせたポートフォリオで保有しているんだから、書く市場の彼を少しづつコピーしてるんですよね。でも、それでもアレですぃね。)

うーん…なんだろ、あざわらった方(およびそのまわり)にとっては「今のインデックス投資」でよろしいって事だけはよくわかりましたが。あと、他をたたくのは楽しくてしょうが無いから、身内から叩かれると「叩いたな!ならば敵だろ?インデックスやめれば??」となる。排他的っていわれてたのは、まぁちょっと外側からみると納得できてしまいました。

わたし自身は外野ではあっても、インデックス投資そのものに若干の未練があった時分もあったんですが。少なくともこの界隈でキャッキャウフフしながらインデックスファンド保有するのはちょっと恥ずかしい事なんだな、と改めて思い知ったある冬の日。こそっとにしよ(えー

あーつまんねー事書いた。そろそろnote有料にして簡単なカギかけたほうがいいのかな?なんて感じ始めてます。2月いっぱいは放置しておきますが、月をまたぐと気持ちが変わるかもしれませんので、今のうちにevernoteしておいてください(って自分でいうのか)

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか


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