新年の抱負として多く書かれた文字は?
こんにちは、本田蒼風です。
元旦、2日とホテル雅叙園東京さんで「今年の抱負を一文字アート書で描こう!」を開催していたので、3日からやっと正月休みを2日ほどとり、
本日からまた通常営業にもどります(笑)
さっそく本日音声配信で収録した内容は、
このワークショップに参加くださった方々の反応、そして選んだ文字たちを見て感じたこと、気づきなどについて話しました。
皆さんは今年の抱負や目標など考える時間とりましたか?
別に抱負や目標などは、いつのタイミングで決めようが、
そして人によっては決めない方がスムーズだわ…という人もいるかと思いますが、生活を始めるとついついやることに追われてしまって、
自分の気持ちをしっかり自分がみてあげる時間って忘れがちになってしまうから、正月休みは丁度いいタイミングなんでしょうね。
ちなみに…私はここ数年元旦、2日、そして1月中は仕事が結構多く入りがちでバタバタすることもあり、
勝手に旧正月を採用していますwww
マレーシアで暮らして知ったのですが、チャイニーズニューイヤー(春節・旧正月)って毎年日付が変わるんですよね。
正月の日程が変わるって日本で生まれ育った私からすると結構不思議な感覚です。
今年は2月12日~らしいので、私は今年末真っただ中を過ごしている感覚です。
ということで、アトリエの大掃除もこれから(笑)
さて、今年雅叙園の会場で「抱負の一文字書」を書いてもらうときに、来場者の方に必ず伝えたこと、それは
「文字を選ぶ」という時間を楽しんでくださいね。
という話。
一人ひとり状況や気持ちは違うので、
もちろん選ぶ文字も違ってきます。
自分の気持ちは、確かにわかっていたとしても、
形がないものなので、あえて何か形にしようと思わなければ、
ふ~っと消えていってしまいます。
それを一度自分の外側に出してみることで、
自分自身の気持ちを客観的に見えることができる。
そこでの発見も多いものです。
そして、もし同じ文字を選んでいた人がいたとしても、
その文字を選ぼうと思った経緯は違ってくるもの。
その「人との違い」をお互いに知りあうことができるのも
一文字アート書の面白さです。
今年も会場で色々な文字たちが選ばれ、そして描かれて、
文字たちは新年から注目されて嬉しそうにしていました(笑)
その中で多かったのは
「昨年はなかなか思い通りに物事を進められなかった気がしているので(まったく何もしなかった気がするので)、今年は心機一転、行動したい、進めたい!と思います。」
といったお話をされる方が多く、
「進」や「新」の文字も多く選ばれていました。
数名には「昨年よりもうちょっと行動していきたい気持ちに合う文字ありませんか?」と言われて、
私からは「歩」の文字をお勧めしました。
一本の境界線の上に足がピタッと乗っかっているのが「止」
境界線を挟んで足跡が一歩前へ進んでいる様子が「歩」
まずは止まっていた足を一歩進めることからすべてが始まりますからね。
同じ「歩」を書いていても、
筆で表現された作品は一枚ずつ全然違った表情で、
にこにこと微笑みながら歩いているような文字もあったり、
最終画がズバッと本当に力強く書かれていた作品もありました。
一文字ずつに込めたその方の想いを、筆が受け止めた結果ですね。
あと今まで散々色々な場所で「一文字アート書」のワークショップをやってきて、今年初めて?くらいに多かった文字としては
男性からの支持を集めた「極」の文字。
在宅勤務が多くなり、ご自身の仕事内容の範囲がより明確になったことで、
その分野をしっかりとさらに高めていきたい!と思われた方が多かったようです。
みんな昨年の状況をうけて、色々なことを考え、
そして今年を始めようとしているんだな…。
一文字アート書を通して、誰かの心境の変化を見せてもらえ、
そしてそこに対して共感や、自分なりの気づきをもらえた2日間。
やっぱりアトリエに籠って、自分の中だけでグルグルさせているのでは見えない景色が沢山あるな~と改めて感じました。
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
今年も素敵な年にいたしましょうね!
#新年の抱負
#一文字アート書
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