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完璧主義を手放す
(この記事は約4分で読めます)
「いやいや、私なんてまだまだ」
「もっとすごい人はたくさんいる」
「頑張ってやっと他の人と同じ、もしくは1歩後ろくらいになれる」
私はいつもそんな風に考えていたんです。
自分を完璧主義だと思った事はなかったけど
頑張らないと足りないといつも感じていました。
だけど、何かを始めようとした時
この何か見えない正解のようなものに囚われて
自分で自身の首をしめてしまうことに気づきました。
完璧主義が足かせになって行動できない・継続できない
これらに本当に長く苦戦し、打開策を見つけた今だからこそ、
同じように感じている人へ少しでも役立てれたら嬉しいです。
完璧主義を手放せたら、ふっと肩の力が抜けて、楽になれますよ。
完璧主義の原因と根本
完璧主義の原因は、人によっていろんな理由があるけれど
何より影響が大きいなと思ったのはこの2つ。
幼少期の経験
過去の経験
親の影響が大きくて…は本当に多い!
子どもにとって親は世界の全てで他を知る術がないからですよね。
あとは、個人的に義務教育も大きく影響してると感じています。
だって比べるのも普通だし、数字で評価されるのも当たり前だもんね。
自然と“今よりもっと上へ、足りない”の心が育っていくなぁと。
過去の経験も完璧主義に関係しています。
失敗談から次は同じ過ちをしないように“もっと頑張らないと”だったり
周囲の目線や言葉に過敏になって、まだまだ足りないって思い込んでしまう。
決定的な原因が!と言うよりは、複雑に絡み合って完璧主義という考え方が形成されていくんです。
完璧主義の根本には、「失敗が怖い・避けたい」や「他人からの評価を気にする気持ち」それに「負けたくない・切り替え下手」が隠れているんですよ。
白 or 黒 ではなくグレーの世界を知る
私はせっかちで、物事を白か黒かで判断しがちです。
以前、一緒に働いた子からは「もう少し優しく」だったり「そこまでハッキリしなくても」は苦笑いも含め、よく言われていました。
私の中では白黒つけた方がハッキリするし、みんなも分かりやすいでしょ?って思っていたのですが、それ自体が私本位の思い込みだったのです。
特に人の心はそんなにシンプルではありません。
グレーな方がいいことも山のようにあるのです。
100点じゃないからダメ。
ちょっとできるくらいじゃ“できる”じゃない。
曖昧さを許さない世界は、想像しただけでも生きづらいです。
緩さを受け入れる
人に優しくできるのであれば、自分にもその優しさを向けてください。
完璧主義をやめようと思わないこと
まじめな人ほど「完璧主義をやめなければ」と自分を追い込んでいきます。
無意識ストイックさんは、やめれない自分を責め始めます。
私はやめよう。やめよう。と思えば思うほど方法が分からなくて沼にハマっていきました。
沁みついた完璧主義って、そう簡単に手放せるものではありません。
大切なのは、完璧主義をやめようとすることではなく、完璧主義と上手く付き合っていくことです。
完璧主義の自分を否定するのではなく、受け入れる。
「まぁた、完璧主義の私が出ちゃってるよ~」
なんてツッコミを入れつつ「で、完璧って結局何?」なんて自問自答を繰り広げていきます。
ちょっとバカげてる?なんて感じる人もいるかもしれませんが、そんな人ほど適当の凄さを知ってほしい。
最初はできなくても、少しずつ、完璧でなくても良いと思える範囲を広がっていきますよ。
100点中20点でだす
完璧主義をやめよう!と思っていた時、80点を目指していました。
「100点は私には無理だ。だからせめて80点くらいのクオリティはだしたい」
「そうじゃなきゃ、なんて思われるか」
「ただでさえ、できていないのに」
そう思うと80点さえもハードルが高くなります。
「じゃぁ、60点なら…」
と思い自己点数を下げていくんだけど、
「60点なんて相手に失礼だ」
「こんな奴って思われたら…」
ってやっぱり自分で首を絞めちゃうんです。
だけど、これって全部自分よがりな思い込み。
例え自分が完璧!って思って出したとしても受け取りては完璧と思うかは出してみないと分からないんです。
答えが外にあるならば、さっさとだす。
なんなら余力まだあるよ?くらいの改善ありきでだしちゃう!
100点中20点って本当に低い。
これなら、さすがにできるって自分も思えるところがポイント。
こうやって、心の負担を減らして、行動に移しやすく自分を騙しちゃうんです。
まとめ
完璧主義は、向上心であり本来は素敵なこと。
だけど、行き過ぎてしまうと、自分自身を苦しめてしまう原因になります。
完璧主義を手放すことは、簡単なことではないです。
だけど、できなくない!
親から頑固者呼ばわりされている私でも
少しずつ緩くを変えていき、絶対無理だと思っていたYouTubeが続いています。
気がつくと完璧主義は手放していたんです。
だからあなたも完璧主義を手放し、もっと楽に、楽しめるようになりますよ。
完璧主義な自分にツッコミを入れて笑いに変えていきましょう。