人の表と裏の顔
こんにちは。
この記事に興味をもっていただきありがとうございます。
このテーマは、最近SNSやリアルな友人関係の中でよく耳にするようになった話題です。「裏の顔が見えて嫌だ」「こんな人じゃなかった」と感じる経験をした方も多いのではないでしょうか。
私自身、この「表」と「裏」について考えてみた結果、裏の顔に対してがっかりしたり、怖いと感じるのは、実はその人自身が相手に対して勝手に期待や理想を押し付けていたからだと気付きました。
人は誰でも、場面や相手によって見せる顔が変わります。
例えば、2歳くらいの子供でも、家では母親に見せる顔と、近所の人に見せる顔、学校の先生に見せる顔が違いますよね。これが大人になっても続いているだけです。
表と裏は誰にでもあるもの
人の顔は一面ではありません。
人は本能的に、状況や相手に応じて「この場ではこう振る舞った方が楽だ」と無意識に判断して、違う顔を使い分けています。
ということは、裏の顔があること自体は自然なことで、そこに悪意があるわけではないのです。
この裏の顔に対してがっかりするという感情は、裏切られたと感じる自分が嫌だという思いから来ているのかもしれません。
人が持つ期待や理想は時に依存の形を取ることがあります。相手に期待しすぎると、思っていたのと違う一面を見たときに、裏切られたように感じてしまうんですね。
表と裏があってもいい
裏の顔を見たからといって、全てを否定する必要はなくて、その人が持っている別の一面だと理解し、受け入れると、対等な関係を築けるようになります。
相手を信頼し、自分自身も支えられる柱があれば、裏の顔を見ても動揺することはありません。
逆に言えば、相手に依存していると、裏の顔を見たときに大きなショックを受けてしまうのです。
最近、友人との会話でも「表と裏の顔」について話すことが多くなりましたが、裏の顔を見たからといって、全てを否定するのはどうなのでしょう。
人は誰しも、状況に応じて顔を変えるものです。自分だって、家庭や職場、友人関係で見せる顔が違いますよね。それが当たり前なのです。
自分にも寛大であろう
他人の表と裏を見てがっかりする人は、自分自身にも厳しい傾向があります。しかし、誰しも裏の顔を持っているものです。そのことを理解し、自分を責めすぎず、寛大な気持ちで接することが大切。
裏の顔を持つことは悪いことではなく、それも含めてその人の個性。
もっと緩やかな心で接し、相手の一面を尊重し合う関係を築くことで、より良い人間関係を作れるのではないか?なんて思ってしまいます。
最後に
このテーマを通じて伝えたいのは、人間関係において寛容であることの重要性です。
裏の顔があるからといって、それを嫌悪するのではなく、むしろその人の人間味を感じるチャンスだと捉えてみてください。
自分自身も様々な面を持ち、それを切り替えながら生きています。他人にも、そして自分にも、少し優しくなってみませんか?
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