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2024/7/28のせつこ。

2024年7月28日。

準備をしてきたモジユメ2024の当日。
昨夜はなんだか眠りが浅かった。
いつもだったら二度寝する私。
余裕たっぷりに起きることにした。
大学時代の4年間を過ごした街、いわき。
いわき駅近辺に宿泊をして迎えた今日。
ぼんやりとしながらカーテンをめくり外を覗く。
懐かしくあり、馴染みのある景色。

身支度をゆったり行い、朝ごはんはしっかり食べる。家庭的な惣菜のラインナップで嬉しい。じゃがいもの味噌汁が沁みる。いわきの漬物「長久保のしそ巻」もしみじみ美味しい。

天気予報は晴れ。今日も暑くなりそう。日焼け止めを塗りたくりながら外の気温を思う。宿泊したホテルを出ると思った通りの暑さ。この日のために買ったとも言っていい、新品の折りたたみ日傘を差す。朝の空気が漂いつつ、街は静かだ。静かな街並みを歩く。途中、コンビニで寝不足ゆえの眠気対策にとペットボトルのアイスコーヒー、糖分補給に目についたラムネ菓子を買う。

集合時間より少し早めに会場に着く。スタッフメンバーが集まる。昨日、準備した会場。各々会場を整える。私は昨日思いつかなかったのに、自分たちスタッフが持ってきた本や資料を並べるため新しく机を配置した。つるりとした茶色の布で覆われた机。配置された本たち。手に取って貰えるといいなと思う。

時間は進む。受付開始時間に合わせて受講生も訪れはじめる。顔ぶれを眺める。なんだか少しだけ緊張する。みなさん、なんだかワクワクしているような感じ。私もワクワクしている。

モジユメは「トークショー(聴く)」「トークタイム(話す)」「ワークショップ(書く)」の3つの要素がある。受講生が真摯に話を聴く姿、発言でのリアクション、笑いが起こる場面もあり「ゆるく楽しく!気楽に面白く!」というモジユメらしさを感じる。

休憩時間には展示コーナーや落書きスポットでの賑やかな様子に微笑ましくなる。

ワークショップでは、グループに分かれ、ひとりひとりが書いてきた物語を持ち寄り、読み、感想を寄せる時間、みんなで発想を合わせてひとつの物語をつくる時間となった。

ファシリテーターとしてグループに入る。受講生の発想の豊かさが素晴らしかった。ひとりひとりの個性やイメージが作品に出ている。

みんなで発想を合わせて、ひとつの物語をつくるときには各々の発想に発想が重なっていく。ストーリーの流れで抑えるところは抑える。弾けるときは弾ける。こうくるかーー!!と驚かされる。物語が進むにつれて、グループの一体感も出てくる。なによりも楽しそうな姿が印象的。

「物語を考えるのが楽しい!」
「今この時を楽しんでる!」

それが伝わってくる。

楽しげな姿を見ながら、物語を書きたい!という気持ちだけ持っていた中高生時代の自分を思い出す。

もしかしたら……物語作りを一緒に楽しめる同志が実は近くにいたのかな?

同志に出会えることの幸せを思う。

受講生たちが、ワークショップでの時間を、この先の人生で思い出すことがあるといいな。

と、感慨にふける。


さて、ひとつの物語が出来上がったときには達成感。拍手、拍手。よく出来ました!良かった、良かった。
 

楽しい時間も、始まれば終わりがくる。


「自由な発想って、いいな〜〜!!」

「私も楽しんで文章書かないとな〜〜!!」

そんなことを思わせてくれた。

最高な夏の日。


楽しい時間を過ごすことができたこと、
光栄に思います。


会場撤収を終えた帰り道。

楽しい時間と笑い声を思い出す。


「あぁーーー、早くビール飲みたい」

そんなことを考える大人になってしまった私。

中高生の頃から変わらないのは、
物語作りを楽しみたいという気持ちだけ。


そんなことを思った1日。



ハッシュタグ  モジユメ2024


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