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【ネタバレあり】放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件 感想

こんにちは、卯月です。
今回は、書評を書きます。

本は、知念実希人さんの「放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件」(ライツ社)です。

ネタバレがありますので、まだ読んでいない方・今読んでいる方はご注意ください!


あらすじ

夜の学校、プールに放たれた金魚。だれが、なんのために?
4年1組の辻堂天馬・柚木陸・神山美鈴、通称「ミステリトリオ」が先生の依頼で動き出す!
「ぼくは読者に挑戦する」
名探偵・辻堂天馬の挑戦に、キミはこたえられるか──?
(カバー折り込みより)

感想(ネタバレあり)

知念実希人さんの作品です。
知念さんは2012年に「誰がための刃 レゾンデートル」でデビューされました。
医大を卒業したお医者さんでもあり、医学知識や医師の経験を生かした医療ミステリーで知られています。

大人のミステリ小説と全く同じ手法で書かれた作品。本屋大賞で初めて、児童書からノミネートされた作品でもあります。

知念さんはもともと読みやすい文を書く人なので、こちらも読みやすかったです。

児童書を読む子どもたちにとって、学校はとても身近な存在です。知念さんは、子どもが「人生で初めて読むミステリ」を目指したそうで、学校を舞台にしたのは大正解だと思います。

この本は児童書でしたが、子ども騙しということは全くなく、大人でも楽しめました。


本の情報

放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件
著者   ねん
出版社  ライツ社
ISBN 978-4-909044-45-7
定価   1100円+税(税込1210円)


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