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沖縄の絶景ポイントや、聖地、美味しいものなど投稿しています📷

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最近の記事

海の森「マングローブ」

沖縄の北部地域に多く見られるマングローブの森。マングローブは主に川の河口付近の真水と海水が混じりあう場所に生息しています。 基本的に植物は海水では育たないのですが、マングローブは根を海水や汽水地で育つことができるのがマングローブが他の植物と大きく異なるところ。 葉の表面から塩分を排出したり、塩分を古い葉に集めて落葉させることなどはわかっているのですが、なぜ海水のある場所で生きることができるのかは全容解明はできておらず、詳しいメカニズムは今も研究中らしいです。 そしてマン

    • 飛べない鳥「ヤンバルクイナ」

      自然のヤンバルクイナと出会える確率は難しいですが、「ヤンバルクイナ生態展示学習施設」では保護されたヤンバルクイナを見ることができます。 約40年前に発見されたヤンバルクイナは、地元住民からはヤマドゥイ(山の鳥)と呼ばれ、住民の方は、発見前からヤンバルクイナの存在を知っていたようです。 新種として名前を決める時に、「オキナワクイナ」と言う候補もあったそうですが、「ヤンバル」という貴重な生態系がある森を知ってほしいとの思いから「ヤンバルクイナ」と命名されたそうです! 僕は2

      • 沖縄の梅雨を知らせる「コンロンカ」

        沖縄の梅雨時期を知らせる「コンロンカ」を見ることができました!白い葉のように見えるのは花では、「がく片」が大きくなったもの。やんばるの緑の森の中で、純白のがく片は存在感がありました! 原産は中国らしいのですか、気温が10度以下になると枯れてしまいます。沖縄に自生してからは島の温暖な気候がコンロンカにとっても居心地の良い場所になったようです! コンロンカは別名「白いハンカチ」と呼ばれ、コンロンカの白色が消える頃には「梅雨の知らせ」と言われており、季節の変わり目を私達に知らせ

        • 安波の「サキシマスオウ」

          樹齢推定200年の「サキシマスオウの木」 この木の特徴は「板根(ばんこん)」と言われる板のような根を形成するところ。まるでアートのような板根の曲線に本当に感動しました! 板根を形成する樹木は熱帯域に多いらしく、やんばるではサキシマスオウの他にオキナワウラジロガシなども板根を形成することで有名です!※ちなみにオキナワウラジロガシは日本一大きなドングリの実がなる木です。しかしサキシマスオウが形成する板根は群を抜いて立派で、板根の高さが2m達する例もあるそうですよ! ※安波の板

          沖縄の絶景すぎる道路「海中道路」

          沖縄県うるま市にある「海中道路(かいちゅうどうろ)」浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島を繋いでいる島民の生活動線でもあり、観光地としても大きな役割を果たしています。 海中道路ができる前の近隣の島民物資調達は、海域が最も浅くなる干潮時に徒歩で往来し、物資を届けていたそうです。そこで、地元の方が結集し島民生活をもっと楽にするために海中道路建設を始めますが、台風の被害により一度道路は崩壊してしまいます。その後外資系の会社から出資を受け再建し、現在の海中道路が開通しました。 今や

          沖縄の絶景すぎる道路「海中道路」

          ここはハワイ?!「ムーンビーチ」

          沖縄県恩納村にあるムーンビーチ🌴 2006年には海水浴場百選にも選ばれています。 環境省の評価「美しい水辺・清らかな水辺・安らげる水辺」の3つのポイントですべて5つ星の評価となったそうです! 個人的には「安らかな水辺」がとてもしっくりきます! ムーンビーチという名前ですが、夜間飛行のアメリカ軍パイロットが砂浜の地形が三日月形になっていることを発見し名付けたことが、ビーチ名の由来だそうです🌙 ムーンビーチは沖縄県内在住の米軍からも高く評価され、ホテルを利用するアメリカの方もかな

          ここはハワイ?!「ムーンビーチ」

          「赤墓ビーチ」とその歴史

          琉球王国時代国王 金丸(かなまる)こと(尚円王) の「弟」を弔ったとされる赤墓(アカバカ)。 そのとなりにあるビーチが赤墓ビーチ。透明度が高く秘境感たっぷりの場所です。ただ眺めているだけでもとても癒やされました! 「赤墓について」 当時は赤色の漆喰が塗られたことから「赤墓」と呼ばれるようになりました。今帰仁上り(なきじんぬぶい)と呼ばれる聖地巡礼行事があるのですが、その巡礼コースの一つになっています。 ※現在はお墓は赤色ではありません。 「今帰仁上り(なきじんぬぶい)」は

          「赤墓ビーチ」とその歴史

          「安須森御嶽(あすむいうたき)」

          琉球開闢神話に出てくる霊山。 「安須森御嶽(あすむいうたき)」 やんばる国立公園に指定されている沖縄県北部にあります。 斎場御嶽(セーファーウタキ)に並ぶ琉球開闢七御嶽の一つで、尖った岩山すべてが聖地とされています。 沖縄最古の歌謡集『おもろさうし』には、国王の命で安須杜の湧水が王家の長寿を祈る若水として用いられたと詠われています。 現在も祈願に訪れる人が絶えず、大切に守られ続けています。立ち入り禁止区域もあるため、自由な散策は難しいですが、沖縄最高峰の聖地を一度は体感し

          「安須森御嶽(あすむいうたき)」

          「芭蕉布(ばしょうふ)」について

          沖縄県および奄美群島の特産品である「芭蕉布(ばしょうふ)」薄くて軽く、夏の日差しが強く汗をかきやすい沖縄の夏においても、肌にまとわりつきにくく、速乾性に優れていた衣類です。 芭蕉布(ばしょうふ)にはおよそ500年の歴史があるとされ、琉球時代には、上質な繊維で織られた芭蕉布が明(中国)や薩摩(鹿児島)へ貢納品として送られていました。 現在の沖縄では大宜味村喜如嘉(きじょか)が「芭蕉布の里」として知られています。後継者不足の中、今でも伝統工芸品として受け継がれています。 芭蕉

          「芭蕉布(ばしょうふ)」について

          「浜比嘉島のアマミキヨ伝説」

          アマミキヨとは開闢伝説の人物。ニライカナイ(神の世界)から離島の久高島に降り立ち、その後本島南城市のヤハラヅカサに降り立ち、各地を転々とし、7つの聖地を創ったと伝説が残っています。 「アマミキヨを創ったとされる聖地」 ・安須森御嶽(あすむぃうたき):国頭村辺土 ・クボウ御嶽:今帰仁村今帰仁城内 ・斎場御嶽(せーふぁうたき):南城市知念 ・薮薩御嶽(やぶさつうたき):南城市玉城 ・雨つづ天つぎ御嶽(あまつづてんつぎうたき):南城市玉城、玉城城内 ・クボー御嶽(くぼ

          「浜比嘉島のアマミキヨ伝説」

          世界遺産「中城城跡」石積み

          世界遺産「中城城跡」 日本の名城にも選ばれているこの場所が好きで、年に数回訪れます。 特に歴代城主で違う石積み技法がおもしろくて、よく観察しています。 僕の知っている限り、沖縄の城の石積みは大きく分けて3種類あり、中城城跡ではすべての石積みを一度に見る事ができます。※他にも石積み技法があるかもしれません。 |野面積み 自然の岩や石をそのまま組み合わせる技法。 |布積み 直方体に加工した石をブロック状に積み上げる技法。 |相方積み 石を多角形に加工し、互いに噛み合うように積

          世界遺産「中城城跡」石積み

          浜比嘉島:シヌグ堂

          琉球三山時代、戦いに敗れた武将が浜比嘉島に渡り、身を隠した場所と言われています。 浜比嘉島を聖地とする。琉球開闢の神へ願掛けを行った結果、嵐が起こり、討伐軍の船が沈没したという伝説もあります。 朝に行った敷地内は樹齢600年とも言われるガジュマルの巨木があり、優しい光が差し込んできます。※蚊が多いので、虫よけスプレー必須です! 幻想的な空間は琉球時代の空気感を感じられました!

          浜比嘉島:シヌグ堂