【七月の器:砥部焼 中田窯 波模様のリム皿】
またまた出遅れてしまいました…
もう今年も前半戦が終わってしまいました。
いやいやー、長いような短いような…
そして、夏!!本番が近づいてきましたねー
一年の中でもいろんなイベントが多くなる季節!
遊びと仕事で結構身体が疲弊する時期でもあると思います。
家で過ごす時はクーラー効かせて、ゆっくり過ごしたいですよね。
それが夏の贅沢な過ごし方だと自負します笑
そんな涼しげな時間を涼しげに楽しめる器をご紹介!
砥部焼 中田窯 愛媛県 波模様八寸リム皿
砥部焼とは、愛媛県砥部町を中心に作られる陶磁器のこと。
砥部焼の流通の大半が「梅野精陶所(梅山窯)」のモノなんですが、中田窯の当主は梅野精陶所で研修後、独立された方です。
砥部焼の特徴は、厚手で丈夫!
「喧嘩器」なんて呼ばれたりして、中々割れにくく固いんです!
その理由は使われている陶石に鉄分が多く含まれているから。
今は写真のように白い器ですが、砥部焼に使われる陶石には「硫化水素」が多く含まれ、一昔前は焼き上がりが黄色味がかったものが多かったそう。
それを解決したのが中国の磁器作りに見られる、土に「牛の骨の粉」を入れる「ボーンチャイナ」という方法。
これにより白い肌が出せるようになりました。
お皿のリムの部分。
この波の模様がとてもかわいい!そして素朴な雰囲気も、家庭料理を美味しそうに見せてくれるポイントだと思います!
そして、今回、他にも欲しくて買ってしまったものが…
左が、岐阜県飛騨高山でガラスづくりをされている、安土草多さんのグラス。
右が、島根県の湯町窯のマグカップ。
ちょっと簡単にご紹介!
このマグ!めっちゃ可愛いでしょー!
この色合いが美味しい飴みたいで、一目惚れしちゃいましたw
湯町窯は島根県の布志名焼(ふじなやき)
黄色と青が特徴とされる焼き物。
ここにコーヒーや、ミルクティーなんかを入れて飲みたい!!
この凛とした佇まい。この夏に欠かせないアイテムだなと思い購入しちゃいましたw
安土草多さんは上記でも紹介した通り、岐阜県飛騨高山でガラス作りをされています。
草多さんのお父さんはガラス作家として有名な安土忠久さん。
このさり気無く、凛とした佇まい。そっと寄り添ってくれるような優しさを感じられるガラス。これこそが草多さんの作るガラスの良さなのかなと思います。そして、手に持った時の軽さがとてもいいんです!
と今回はここまで!
次回もお楽しみに!
今回紹介したもの
・砥部焼 中田窯 リム皿 波模様 八寸(愛媛県)
・布志名焼 湯町窯 マグカップ(島根県)
・安土草多 グラス(岐阜県)