ペット火葬について思ったこと
昨日、火葬したうちのハム。
ハムスターは寿命が短いので、
うちのハムが1歳半を過ぎたころから、
亡くなったらどうやって送ろうか
考えていました。
庭もプランターもないので、
火葬一択だったのですが、
当初は訪問火葬にしようと
考えていました。
自宅近くに来てくれて、
比較的リーズナブルな値段で、
それ相応の見送りができるなら
悪くないなと思っていたのです。
ですが、最終的には、
ペット霊園で送ることを選びました。
ハムが亡くなる数日前、
たまたま以前飼犬をなくした知り合いから
いい葬儀ができたと
紹介してもらえたのです。
自宅からは少し遠いところでしたが、
ハムスターも火葬できて、
お迎えもしてくれる。
費用も思ったほど高くありませんでした。
調べると、
訪問火葬は場所選びが大変なようですし、
また、悪天候の時が心配でした。
亡くなったとき、
迷わず紹介してもらった霊園で送ろうと
決めました。
見送りが済んで、
霊園を選んでよかったと思いました。
最大の理由は、
火葬している間、
落ち着いて待てる場所があったことです。
訪問火葬の場合、
火葬が終わるまで、
その場で待たねばならないことが
多いようです。
私は、
棺が火葬炉に入る瞬間は、
とても悲しく、涙が止まりませんでした。
にもかかわらず、訪問火葬だと
ずっと外の火葬車の前で
待たねばなりません。
これはかなり辛いし、
気持ちも落ち着けられないと
思うのです。
霊園では、
出棺後、待合室に通されました。
ゆったりした椅子に座り、
涙が落ち着くのを待ち、
その後は骨壷を選んだりすることも
できました。
気持ちを落ち着けた上で、
収骨できる点では、
やはり霊園での葬儀が優るように
思いました。
もちろん、費用や地域によっては、
訪問火葬を選ばざるを得ないこともあります。
訪問火葬も有益なサービスだと
思います。
ただ、実際に
霊園で送った身としては、
霊園を選択したおかげで、
自分なりにしっかり見送れた
と感じたのです。
そのせいか、
今日は少し元気になれました。
いかに見送るかは、
送る側の気持ちを整理する意味で
とても重要な課題だと感じました。