司法もののドラマは見ません。
刑事ドラマを筆頭にして、特定の職業を描くドラマは少なくありません。
特に最近増えてきたな、と感じます。
刑事ドラマ以外では、医療系のドラマ、そして、弁護士や裁判官、検察官の活躍?を描く司法系のドラマも目につきます。
筆頭は、かなり前のものですが、木村拓哉の「HERO」。
最近だと松本潤の「99.9」、堺雅人の「リーガルハイ」、竹野内豊の「イチケイのカラス」など。
今もNHKで、亀梨和也の「正義の天秤」というのをやっていて、評判がかなり良いようです。
しかし、私、司法もののドラマは、全くと言って良いほど見ていません。
確かに弁護士になったきっかけはドラマでした。
アメリカの司法ドラマ、「ペリーメイスン」も好きで見ていました。
が、日本の、特に最近の司法ドラマはどれもこれも見ていません。
先程あげたものも、ひとつも見ていません。
見る気になれないのです。
細かいことが気になりそうだからです。
こんなことはやらない、ありえない。
そんなことのオンパレードになって、落ち着かなさそうだからです。
実際、弁護士になった後、NHKのとある司法ドラマを見たのですが、刑事事件の尋問のシーンがひどすぎて、目を覆いたくなりました。
弁護士の尋問が演説になっているし、証人に詰め寄って上から見下ろして威圧的に言葉をかけたりして、もうもう、ありえない。
作る側は迫力の法廷シーンのイメージをそのまま映像にしちゃったのでしょうが、あまりにも現実と乖離しすぎていました。
以来、司法ものは一切見なくなったのです。
きっと、刑事ドラマも医療ドラマも、その他の職業ドラマも、こんなのありえねーよ、と思いながら見ている職業人がたくさんいるのだろうな、と思います。
個人的には、リアリティをとことんまで追求した司法ドラマを作って欲しいです。
そうしたら見るかもしれません。
ただ、いやに地味なドラマになりそうな気がしますが…
ちなみに最近気に入って見ているのは、NHKの、「古見さんは、コミュ症です。」です。
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