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保護犬猫の譲渡条件


保護犬猫の譲渡条件で、
首を傾げたくなるものが
結構あります。

ひとり暮らしダメ。
同棲カップルダメ。
事実婚ダメ。
高齢者ダメ。

ひとり暮らしや高齢者については、
理解できる面もなくはありません。

ですが、お留守番が苦手な
猫ちゃんワンちゃんでなければ、
ひとり暮らしでもいいでしょう。

高齢者であれば、保証人をつけたり、
ある程度年齢がいった成猫成犬であれば
譲渡することは可能ではないでしょうか。

同棲カップルや事実婚がダメというのは、
法律婚している夫婦や家庭の方が
安定しているという、
根拠のない旧来の家族像に基づく偏見だと
思います。

1番大切なのは、
犬猫の飼養の基本をしっかり
理解しているか、
経済的に犬猫を飼養しても
問題ないか、
ではないでしょうか。

これらの点と、事実婚か法律婚かは
全く相関関係がない問題です。

保護犬猫譲渡に当たって、
適格性を見るための簡単なQ&Aをしたり、
給与明細などを提示させる方が
よほど重要だと思います。

旧来の観念に囚われた
根拠のない譲渡条件に
保護団体や保護活動家の方が
こだわる限り、
保護犬猫を迎える機運は
高まらないでしょうし、
生体販売もなくならないと思います。

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