
動物のためにも街は綺麗にしてほしい。
少し前から様子を見ている、近所のパーキングに姿を見せる猫さん。
先日偶然食事の世話などをしている方に会って、少なくとも15歳にはなっていることがわかりました。
警戒心が強く、数メートル以上は近づけない猫さんですが、気になってほぼ毎日姿を確認しに行っています。
気になっているのは猫さんの憩いの場所であるパーキングやその周辺はゴミが多いこと。
空き缶や吸い殻が散乱していますし、割れたガラスや、使わなくなった室外機がいくつも転がっています。
最初からこうだったわけではないようです。
猫さんをお世話している方が、だんだん治安が悪くなってきたと言っていました。
室外機は私の手ではどうしようもありませんが、せめて空き缶だけでもと思い、今日目立つものは片付けてきました。
猫さんは、どんどん居心地が悪くなる一帯を、どんな気持ちで見ているのか…そう思うと悲しい気持ちになります。
そういえば、ご近所猫さんがまだ生きていた頃、いつも会っていた場所に食べかけのサンドイッチが捨てられていて、片付けたことがありました。
街にゴミを捨てる行為は、人間の気分を悪くさせるだけでなく、そこで生きている他の生き物の住処を奪うものでもあるように思います。
人や生き物に優しい気持ちがあれば、そんなことはしないはずだな、と最近思います。
残念ながら、家を持たない犬や猫は少なくありません。
彼らが少しでも暮らしやすくなるように、街を綺麗にしてもらいたいものだと思うのでした。